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ビジネス英語添削サービス”HiNative Trek"が独学用教材としてとてもよかった件について

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久々の英語教材レビュー。存在は知っていたが、ちょっと試すのは躊躇してしまっていたもの。ようやく試してみたら、やっぱりなかなか良かった。

その教材の名は、”HiNative Trek”

“HiNative”という無料のQ&Aサービスを元々知っている人もいるかもしれない。しかしながら、HiNative Trekの方は有料ということもあり、使うことを躊躇っている人も多いだろう。


試させてもらって思ったのは、このサービスは、「TOEICではそこそこ点数を取れるようになったけど、アウトプットが足りていないなぁ...」という人に最適なサービスだろう、ということだ。


今回は、”HiNative Trek”の使用感レビューを書かせて頂く。このサービスを使うのを迷っている人の参考になればと思う。また、以下のリンクからHiNative Trekの概要が覗けるので、気になったら覗いてみてほしい。


スマホで本格的英語学習HiNative Trek

HiNativeとは?

まず今回紹介するHiNative Trekの前に、その母体となる無料サービスの”HiNative”から説明する。

HiNativeとは、言語学習者のためのQ&Aサービスだ。

例えば英語を勉強している時に、「あれ、この表現って、ネイティブには自然に聞こえるのかな…」などの疑問が、よく湧く事があると思う。独学で勉強していたりすると、そんな疑問に答えてくれる人は近くにいなかったりする。

そこで、いつでも、どこでも、勉強しているの言語についての質問が出来るQ&Aサービスが誕生した。それが、HiNativeである。

使っている人なら分かると思うが、これはとても便利だ。このプラットフォームにいる人たちは、みなレスポンスが早い。簡単な、単語レベルの質問だったら、秒で答えが飛んでくる時もある。


しかも、質問したり、逆に質問に答えたりするのが、結構面白い。質問するときは、疑問がすぐに解決する。逆に、質問に答えるときは、人の役に立っている感がある。僕は、1時間以上もこのプラットフォームで質問したり答えたりをしていた事がある(笑)。


というわけで、HiNativeに関しては、英語学習者にとってはとてもためになるサービスなので、利用することをお勧めする。無料です。


HiNative | 全ての外国語学習者のためのQ&Aサービス。

HiNative Trekとは?

さて、そんな便利な無料サービスのHiNativeだが、アプリ内などで宣伝されている有料サービスがある。

それが、”HiNative Trek”である。

冒頭でも言った通り、HiNativeをビジネス英語に特化させたサービスである。かなりシンプルなサービスで、難しいことは何もない。

具体的な内容を、以下に書いていく。

1日1題のビジネス英語英作文

HiNative Trekのサービスはとてもシンプルだ。1日1題、ビジネスシーンでありそうなシチュエーションに関する英作文が出題される。

例えば、こんな感じ。

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んで、答えると翌日にはフィードバック付きで回答が来る。さすが、レスポンスが早い。


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後述するが、フィードバックはかなり丁寧だ。自分の音読したものも提出すると、自分の発音のどこがまずいかもかなり細かく指摘してくれて、お手本の発音も載せてくれる丁寧さだ。


1日1題という事で、1日あたりの負担もかなり軽い。通勤の時間で課題は終わってしまうくらいの量だ。

HiNativeの機能も使える

HiNative Trekは、HiNativeのビジネス英語に特化した有料版という位置付けだ。


というわけで、当然HiNativeで出来ていたことも出来る。


ビジネス英語に関わらず、日々の英語学習で分からない事は気軽に質問出来て、レスポンスも早い。

料金について

さて、このサービスを使うか使わないかの、最大のボトルネックになり得る部分について話す。


それは、料金。


HiNative Trekの料金体系は2つある。


  • 9,800円/月(月額プラン)
  • 98,000円/年(年額プラン)


当然ながら、年額で申し込んだ方が、二ヶ月分おトクという仕様になっている。


見た瞬間に思うだろう。


「高くね?」


と。(笑)


触れ込みとしては、「コーヒー1杯分のお値段で、英語学習を続けましょう。1日あたり約400円」とある。コーヒー1杯分と言われれば、確かに安い気がする。

この料金とサービス内容を考えてのコストパフォーマンスについては後述するが、この料金をどう捉えるかが、使うか使わないかの最大の分かれ目になると思う。

HiNative Trekのメリット

さて、ここまで駆け足でHiNative Trekの概要について説明してきた。

ここからは、僕が実際に使ってみてのメリットとデメリットを書いていきたい。実際に申し込むか申し込まないかの参考にしてほしい。

僕が使っていてとても良いなと感じた部分は以下の通りだ。


  • 行動障壁が低い(手軽に取り組めて、負担が軽い)

  • 問題のクオリティが高い(ちょうど良い難易度)
  • フィードバック(添削)が詳細で丁寧


それぞれについて書いていく。

行動障壁が低い

さて、僕が教材を選ぶ上で1番大切にしている基準、それは、行動障壁の低さである。

物事の継続において、行動障壁の低さというのは非常に大きなポイントとなる。特に僕みたいな元ニートは、相当やり易さがない続かない。

行動障壁とはどういうものかというと、その行動に至るまでの障害である。

例えば、ランニングをするまでの行動障壁は、ランニングウェアに着替える→ランニングシューズを履く→準備体操をする→ランニング、という流れになるだろう。

例えばここで、ランニングシューズがちゃんと戸棚にしまってある状態だと、走るのがめちゃくちゃ億劫になるのだ。

というわけで、ランニングという行為を増やすためには、ランニングシューズをベッドのすぐ横に置いておき、すぐに履ける状態を作る事が良い方法と言われる。

実はこの考え方は、行動経済学では「アーキテクチャを作る」と言われる方法だ。

長くなったが、HiNative Trekはどうか?というと、行動障壁がかなり低いので、ちゃんと継続が見込めるだろうと思う。

何故HiNative Trekの行動障壁が低いかというと、

  • アプリで起動できる
  • 1日1題がノルマ(負担が軽い)

という事が挙げられるだろう。

通勤の時間くらいで、サクッと終わらせされるお手軽感は、心理的な負担の部分でとても評価できる、と思った。

問題のクオリティが高い(ちょうど良い難易度)

HiNative Trekで出題される問題だが、同時通訳者の関谷英里子さんが監修している。

関谷 英里子(せきや えりこ)は、日本の同時通訳者・翻訳家である。神奈川県横浜市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。日本通訳サービス代表。NHKラジオ「入門ビジネス英語」講師。

商社や外資系企業での勤務時代、国際的ブランドとの事業提携、商品企画開発、広告・プロモーション開発などに携わり、英語・日本語でのディスカッション、ネゴシエーション、プレゼンテーションの第一線を経験する。

通訳者として独立後、各種国際会議のほか、アル・ゴア元アメリカ副大統領、ノーベル平和賞受賞ダライ・ラマ14世、フェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグ、ヴァージン・グループ創設者リチャード・ブランソン会長など、多数の世界的なVIPの講演にて同時通訳を務める。

「カリスマ同時通訳者」の異名を持ち、通訳・翻訳業のほか、書籍出版、メディア出演、雑誌連載、自身の講演活動など幅広く活躍している。

出典:関谷英里子 - Wikipedia


こんな本を書いている人である↓


メディアにもバンバン出て、著書多数な、超有名通訳者である。実際、HiNative Trekも、関谷さんが問題監修をしていることを一つの宣伝文句のように使っていたりする(笑)。まぁ、商社や外資系勤務での経験から、いわゆるビジネス英語に関しての造詣の深いことは分かる。問題のクオリティとしては、保証されていると考えていいだろう。


僕も実際やっているが、結構むずい。


例えば、先ほどの写真のような問題。


「こんにちは、Bettyさん。今日は自社食品へのお客様の反応が直接見られるように、食品デモンストレーターの側について働いてもらいます。」


こんな問題が出題されると、


「やべぇ、食品デモンストレーターって、英語でなんていうんだ??」

とか、

「”〜してもらう”って、どう表現すればいいんだっけ...?」


など、あれこれ考え始める。必要であれば、いろいろググり始める。これが、非常に良いトレーニングになると感じた。

フィードバックが詳細で丁寧

外国語を学ぶ時に、避けては通れないプロセスがある。それは、トライアルアンドエラーだ。

自分が正しいと認識していたものが、実際は間違っていた、または不自然だと気づく。このようなプロセスを経て、自分の認識は矯正されていく。何かに上達するというのは、そういう事の繰り返しだと思うが、英語学習も例外ではない。英語を話せるようになるためには、いつまでも音読教材ばかりをやっていればいいというものではないわけだ。


そして、HiNative Trekではその上達に必要なフィードバックがかなり詳細で、丁寧なのだ。これは、とてもいいアウトプットの機会になる。


例えば、こんな問題が出た。

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そして、こう答えた。

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ちゃんと調べてから作文したのだが、語法にミスがあったので、解答にて指摘された。

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まだ続く。

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さらにさらに、最後に、僕の回答の修正バージョンと、それを音読したものまで載せてくれた。

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こんな感じで、かなり詳細な解説を加えて、添削をしてくれるのだ。これは、独学をベースでやっている英語学習者にとって、かなり助かる。


今回僕が間違えた、「be made of」と、「be made from」の違いは、僕は昔からかなりテキトーにやってしまう部分があることを改めて認識した。しかもこの解説、どこぞのテキストに載っている説明よりもずっと覚えやすい。


添削してくれているのはネイティブスピーカーなので、ちゃんとネイティブスピーカーの発想・考え方を学べるのだ。その点でも、他の教材などではなくこのサービスを使い倒した方が覚えられるという利点があると思う。

HiNative Trekのデメリット

次に、デメリットについて書いていく。僕が感じたデメリットは、以下のような部分だ。

  • 料金
  • 土日休み
  • 問題の自由度が高過ぎて戸惑うときがある


それぞれについて書いていく。

料金

さて、このサービスの申し込みにとって最大のボトルネックになり得る部分、料金について考えてみよう。


先ほども言ったが、このサービスの料金は、

  • 9,800円/月(月額プラン)
  • 98,000円/年(年額プラン)



だ。1日あたり490円、触れ込み通りコーヒー一杯分の料金だということになる。490円で、ちゃんと添削される問題を買える、と考えれば良い。

さて、この月額9,800円を払う価値があるのかどうか、ということだが、このサービスがあっている人には、当然価値があるだろう。


確かに、既に英会話スクールに通っていたり、なんらかの語学学習コミュニティのような、自分に最適なアウトプットできる環境を見つけている人にとっては、わざわざ月9,800円の出費をしてこのサービスを使う必要は無いのかもしれない。


冒頭でも言ったが、このサービスの効果を実感できる人たちは、こんな人達だ。


  • TOEICではそこそこ点数が取れる(600〜800)が、アウトプット足りなさを実感している人
  • TOEICの勉強では物足りなさを感じている人、TOEICの勉強を卒業したい人

  • 現段階で英会話スクールに通うのは経済的、あるいは英語力的に躊躇している人
  • 自分に最適なアウトプット環境を見つけられていない人

このような人達にとっては、コストを抑えながら適度なアウトプットが出来る教材だと思うのだ。

どんな人にも合っていると言えるわけではないが、上記に当てはまる人には良いコストパフォーマンスを実感してもらえると思う。

土日休み

今のところ、HiNative Trekでは土日にフィードバックが返ってくる事はない。金曜日の昼以降にこなした課題は、基本的には次週まで持ち越しとなる。この部分も、改善まで待つ必要があるかなーと、個人的には思う。

問題の自由度が高すぎて戸惑うことがある

まぁこの辺はさらっと読んでもらって構わないのだが…

個人的にちょっと戸惑ったのが、問題の自由度が高かったり、お手軽過ぎて、どう答えて良いか分からない時がある、という部分だ。


例えば、先ほど上の写真の問題。日本語を英訳して、それに対する回答も英作文し両方まとめて投稿するというものだ。


「この餃子にグルテンは入っていますか?」


これ見たとき、「ん…?」と少し思った。


というのも、普通dumpling(餃子)には、グルテンは入っている。しかし、この架空の商品の設定としてのdumplingに、グルテンが含まれているかどうか分からなかったのだ。


なので、思考がぐるぐると回った。


「ん…?普通餃子にはグルテン入ってるよな、小麦粉だし。だけど、この問題の設定として、グルテン含まれていないのがウリとか、そんなんあったっけ…?やべ、正直この前の問題飛ばしたから分からねw」


色々と調べ、数分後。


「うーん、問題の設定的には、グルテンが入ってるか入っていないかの説明は無いな…。という事は、普通に入っていると答える感じで解答していいのか?いや、でも、入っているって答えるだけだったら、簡単すぎるだろ… 」

と、色々と考えた結果、以下のように解答した。

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んでその後、以下のようにフィードバックが返ってきた。

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というわけで、どんな風に考えて、何を解答しても良いわけだ。これはこれで、自分のアウトプットに対してのちゃんとしたフィードバックなので、勉強になった。

デメリットというほどの事でも無いのかもしれないが、最初はこんな、どう答えて良いか分からない的な部分に少し戸惑うかもしれない。

HiNative Trekに向いている人

改めて、HiNative Trekで最大限の効果を得られるであろう人達はこんな人達ですよ、ということを書いておく。

  • TOEICではそこそこ点数が取れる(600〜800)が、アウトプット足りなさを実感している人
  • TOEICの勉強では物足りなさを感じている人、TOEICの勉強を卒業したい人

  • 現段階で英会話スクールに通うのは経済的、あるいは英語力的に躊躇している人
  • 自分に最適なアウトプット環境を見つけられていない人


上でも言った通り、HiNative Trekは一目見るだけだと、料金が高いので躊躇してしまうと思う。僕も最初高いと思ったし。


しかし、上の条件に当てはまる人にとっては、コストを抑えながらアウトプットの少なさが補える最適の教材になるはずだ。

HiNative Trekに向いていない人

  • 文法も発音も自信があり、もうとにかくガンガンにアウトプットをする!という段階の人
  • 別に自信があるわけでは無いが、最適なアウトプットの環境を見つけられている人
  • TOEICが500点以下の人


2番目の、別に自信があるわけでは無いが、最適なアウトプットの環境を見つけられている人に関しては、今のアウトプット環境が有料なものであれば、HiNative Trekの料金は少し負担になるかもしれない。


しかし、アウトプット環境が見つけられてはいるが、ちょっとアウトプットの機会が足りない気がする…ということであれば、HiNative Trekを活用する事を考えても良いと思う。スキマ時間を利用してアウトプットの少なさを補えるからだ。


また、TOEICで500点以下の人にとっては、残念ながらHiNative Trekの使用は少し早いかもしれない。多分今取り組んでみても、フィードバックの内容がすんなり頭に入ってこない可能性があるからだ。

まとめ

長くなったが、以上が、HiNative Trekの使用感レビューだ。なんやかんやいろいろ書いたが、要約すると、「少し高いかもしれないけど、少ないアウトプットの機会を補うのに最適な教材」という感じだ。アウトプットする機会がなくて悩んでいる人にとって、心強い味方になる教材だと思う。


以下のリンクから会員登録ができるので、このレビューを読んで取り組んでみたくなったという人は、ぜひ使ってみよう!


スマホで本格的英語学習HiNative Trek

人生に絶望した時の対処法-絶望的な敗北に直面していかにふるまうか-

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人生に絶望した時に、僕がよく思い出す言葉がある。

人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている。
敗北とは決して、屈服ではないのだ

アーネスト・ヘミングウェイ

人生に絶望すること、それは、辛い体験だ。しかし一方で、あまり珍しい事でもない。人生が自分の期待より著しく低ければ絶望するし、やってきた事が無駄になってしまったと感じれば、絶望する。人間は意外と簡単な事で絶望するものだ。


さて問題なのは、ここでどうするかだ。一時的に休む事は必要だが、死なないという選択をする以上、前に進むのが賢明だろう。


今回は、人生に絶望した時の、その気持ちの消化の方法から立ち直り方までを僭越ながら書かせて頂いた。まだ人生経験も浅い若輩者の戯れ言ではあるが、お付き合い頂けたら幸いである。

人生に絶望するとはどういう状態か

人生に絶望する経緯については、人によっていろいろあるだろう。中には、若輩者の僕なんかが想像出来ない、聞いただけ卒倒してしまうようなレベルの人もいそうだ。

しかし、このページでは、”人生に絶望する”という言葉にある1つの定義を設けておきたい。それは、

「現状が、自身が昔思い描いていた期待より著しく及んでいない状態」

かつ

「今までやって来た事が、無駄になってしまったと思ってしまっている状態」


というものである。若干一般化しすぎな気もしないでもないが、おそらくこれが人生に絶望している状態の人の最も多くある心理状態を捉えているのではないか、と思っている。

実はこの心理状態、人が自殺を考える(と思われる)心理状態である。詳しくは、以下の記事を参考にしてほしい。

www.longhardroadout.com


なぜこんな事をあえて定めるかというと、人によって、人生に絶望する条件は違うからだ。大学受験に落ちて人生に絶望している人もいれば、借金何億とかで人生に絶望する人もいる。しかし、絶望は同じ絶望だと思うのだ。この事は、自殺を例にとって考えてみると分かりやすいだろう。自殺する人が、決して生き延びる事が不可能な状況で自殺を選ぶ訳ではないからだ。

だからここでは、受験に落ちた人から借金何億抱えている人も、はたまた最近大切な人と死別した人さえも、同じように扱っている。もちろん、それぞれの状態によって、対処法は微妙に異なるだろう。ここでは、それぞれの絶望の最大公約数のような絶望の対処法を考えていきたい。

対処法其の一: 受け入れる事

現状は、あなたが思い描いていた期待を著しく下回っている。そして将来的にも、自分がかつてのその期待に応えられる見込みは低いかもしれない、あるいはとても時間がかかる。


この事実は、受け入れるしかない。


受け入れるというと具体的に何をすればいいかと思うかもしれないが、単に現状を整理して、正確に認識するように努めればいい。


「今、自分はどういう状態か」


という質問に答えるだけでよい。

あとでも述べるが、このページでは、絶望へ対処することを前提としている。行きたい目的地へ行くためには、スタート地点を明確にしなければならないが、それをする作業だと思ってもらいたい。

其の二: 過去があなたを決めることはないと知る

心理学を採り入れて”人生の絶望から立ち直る”方法論を書いている書籍にはよく出てくる話に、以下のようなものがある。ここでは、OPTION Bからの引用させてもらった。

心理学者のマーティン・セリグマンは、人が挫折や失敗にどのようにして対処するかを長年研究し、「3つのP」が苦難からの立ち直りを妨げることを明らかにした。すなわち自責化(Personalization: 自分が悪いのだと思うこと)、普遍化(Pervasiveness: ある出来事が人生のすべての側面に影響すると思うこと)、永続化(Permanence: あるできごとの余波がいつまでも続くと思うこと)である。

(中略)

つらいできごとが、「自分ひとりのせいではない、すべてではない、ずっとではない」ことに気づけば、子どもも大人も立ち直りがはやくなることを、多くの研究が示している。ネガティブなできごとを自責化、普遍化、永続化しない人は、鬱になりにくく、状況によりよく対処できるのである。

日本経済出版社 「OPTION B~逆境、レジリエンス、そして喜び~」 シェリル・サンドバーグ/アダム・グラント 著 P21~22より引用


また、アドラー心理学でも、過去があなたを決めることはない、と明言されている。

哲人: いえ、断罪しているのではありません。むしろ、アドラーの目的論は「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない」と言っているのです。自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」にいる、あなたなのだ、と。

青年:わたしの人生は、いま、ここで決まると?

哲人:ええ、過去など存在しないのですから。

ダイヤモンド社 「嫌われる勇気」岸見一郎/古賀史健 著 p56より引用

あなたが過去にやって来たことによって、現状がある。しかし、その過去の出来事が、あなたの未来を決定する事はない。実際、それは事実だ。

だから、たとえ今あなたがどんな状態であろうと、未来にどうなっていたいかにフォーカスして考えるべきだ。

この時に、過去から帰納的に考えて、自分の未来はこうだろう、と考えてはいけない。過去なんて関係ないからだ。実際に、あなたがやってきたからあなたが未来にやりたい事が出来ないなんていうのは、ほとんどの場合、論理的繋がりはない。だから、あなたの願望ベースで、なりたい状態を意識するのだ。

いや、言いたい事は分かる。確かに言われてみればそうかも…というような話かもしれないが、実際にそのように振る舞うのはとても難しい。頭では分かっていても、気力が出ない。今更感もあるかもしれない。ていうか、そんな事が出来たら、そもそも絶望に陥っていないという話だ。

だが、過去に関係なく、あなたはこうなりたい、という理想を思い描くのは、誰だってできるでしょう?だから、単に理想を思い描けという話だ。

対処法其の三:新たな目的地を意識する

過去があなたを決める事は無い。今までのあなたがどうであれ、未来にあなたがどうなっていくかに関係がない。難しいかもしれないが、とりあえずこの事は頭に置いておいてほしい。

この事を認識した上で、あなたが新たに行きたい目的地を設定する。つまり、あなたがなりたい姿を思い浮かべるのだ。出来るだけ具体的に、期限を設ける事もポイントだ。別にこんなものは、後で変わったっていい。現時点で考える”理想の状態”を考えて、紙に記しておこう。

目標を書いたって、達成できないかもしれない… などとは考えない。何度も言うが、過去に目標が達成の出来なかった事があったからといって、未来にあなたが達成できないという事は言えないからだ。達成できないかも…と思うという事は、本気じゃないか、非現実的かのどちらかだ。

対処法其の四: 挽回するまで耐えなければいけない事を覚悟する

人は、絶望や哀しみに耐えなければいけない。挫けてしまったら、その瞬間に死に向かってしまう。または、無気力を好んでしまう。

(中略)

泣いていて無気力になっていくと、それこそ、「死ぬほうがいい」と思い悩んでしまう。だから、人は打開策のない問題には「慣れないといけない」のだ。

SB文庫 「どん底から這い上がる技術」 里中李生 著 14〜16ページより引用


人生に絶望している人やうつ病の人などは、割と現状を受け入れられている人が多いと思う。みな、自分の責任だ、と捉えられているという印象がある。そして、本当はこうなりたい、という願望も、皆あると思う。


しかし、この”耐える”というプロセスがどうしても挽回のためには必要になってくる。そしてこれが、超絶難しい。辛い感情、敗北感、劣等感、屈辱感…等々が、動くのに一番邪魔な感情だ。


しかも、そのプロセスは、人によって期間が違う。どんな条件を持って絶望していない状態と言えるかというのは、人によって違うからだ。

例えば人によっては、安定した、ワークライフバランスの取れた職に就く事が、とりあえず”どん底から抜け出た状態、という人もいるだろう。一方で、それだけじゃ我慢できない、生活水準が昔のようにならなければ、どん底から抜け出たとは言えない、と思う人もいると思う。各々の基準があるので、一概に何年経てば抜けられますよ、とは言えない。

しかし、たとえどんな基準があっても、そこにたどり着くためにはある程度の時間はかかる。そこを耐える必要性を、まずは認識しよう。

其の五: 耐えるための現実的な手段を考える

耐える必要があるからと言って、何も一人でじっと耐えるべきだと言っているわけではない。ていうか、そんな事は無理っすよ。

というわけで、長い道のりを越えるための、現実的、合理的な方法を考えてみよう。

僕がかつて取った方法は、「自己啓発書を読みまくる」ことだった。良い自己啓発書はセラピー代わりになる。僕が読みまくっ本は以下に紹介しているので、参考までに読んでみてほしい

www.longhardroadout.com


また、カウンセリングというのも、現実的でオススメの手段だ。自分の思っている事を発話して認識することにより、自分の心情が整理できる。まだ、コーチングを同時に行なっているところであれば、自分の目標を再認識し、目標達成のための行動を取る手助けとなる。

診療内科も良いが、当たり外れが大きく、カウンセリングは最初の2〜3回しかしてくれないところも多い。薬は処方してくれるので、本気で症状を治すのであれば、カウンセリングと診療内科それぞれで行きつけを持っておくと良いだろう。

対処法其の六: 耐えながら、目標を常に意識して生きる

現状を受け入れられた。過去があなたを決めるわけではないことも知った。目的地も定めた。耐える覚悟もある。耐えるための現実的な手段も考えた。

さて、後は、進むだけだ。ここまでの事は、言うは易し、行うは難しと感じてしまうものもあるだろう。こんな偉そうな事を書いてはいるが、僕だって、上のステップをスルスルとこなせたわけではない。1つずつ、出来ることを出来る時にやって来て、何とか”昔よりマシ”な今がある、という感じだ。

そして、このステップを踏んで這い上がっていく途上は、とても辛い道のりになると思う。こんな辛い思いをしてまで、這い上がる必要があるのだろうか、死んだ方が楽なんじゃないのか…という気持ちは、痛いほど分かる。

しかし、ヘミングウェイが言う通り、そこでどう振る舞うかが、人間の価値を決めるのだ。あなたは、人間の価値を大きく左右するステップを、幸運にも踏めているわけだ。今人生が好調な人は、それが出来るチャンスすら無い。


ここで、あなた自身の価値が試されている、そう思って、最後にもう一回、生きることに取り組んでみたはどうか...という提案である。

人生に絶望した時にやってはいけないこと

以下に、僕が思う「人生に絶望したい時にやってはいけないこと」を挙げておく。

焦って安易な道に進む

一番やってしまいがちなパターンだ。焦って一発逆転しようとして、人生を台無しにする道へ進んでしまう。

例えば、転職などがいい例だろう。新卒で不本意な会社へ入らざるを得なくなってしまった人の中には、焦ってすぐ転職しようとする輩が必ずいる。まだ社歴も浅く、目立つ実績も無い状態で転職しようとするのである。

結果どうなるかというと、十中八九、今の会社と同じような待遇で、人手が足りていないようなところしか入れない。手取りも、良くて数万円しか上がらない。労務環境がとてもいいところであれば少しは満足出来るだろうか、労務環境の良いところに行けるかどうかなんて、ただのギャンブルでしか無い。

現在不本意な状態でも、耐えるのだ。耐えて機が熟すのを待つのが最善だ。ここが死ぬほど辛いわけだが、抜本的な人生の改善は一日にして成らず、というのを意識した方な良いと思う。

諦める

いや、もうね、分かるよ、マジで。人生、こんなはずじゃなかったよね。受け入れられないよね。屈辱ですよね。どん底から這い上がるのが辛く厳しいなら、いっそそんな道を放棄しちゃいたいよね。

分かる。死ぬほど分かるよ、マジで。でもね、諦めたらダメなんですよ。どんな時でも、やるだけやるんすよ。

絶望というものは本当に厄介で、体から一切の力を奪っていく。死んだ方がマシだと思える。

でもね、死んだら、もう生きるという道には戻れないんすよ。死ぬんだったら、本当に、マジで、良く考えてからっすよ。それからでも遅くは無い。だから、諦めずに生きてみようぜ?という話である。


ドリカムさんも言ってるじゃないすか。

10000回だめで、望みなくなっても
10001回目は 来る

DREAMS COME TRUE-何度でも

なにがどれだけダメでも、明日はなにか変わるかもしれない。その日をひたすら待って、生きるんすよ。

だから、諦めたらいけないのである。

まとめ

「人生に絶望した時の対処法-絶望的な敗北に直面していかにふるまうか-」

  • 人生に絶望している人とは、「現状が、自身が昔思い描いていた期待より著しく及んでいない状態」かつ「今までやって来た事が、無駄になってしまったと思ってしまっている状態」の人
  • 受け入れよう、現状を整理しよう
  • 過去があなたを決定することはないと知ろう
  • 新たな目的地を設定しよう
  • 這い上がるまで耐える必要性を認識しよう
  • 耐えるための現実的な手段を考えよう




僕が英語を話せるようになるまでに読みまくった本達を紹介!

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僕が英語を満足に話せるようになるまでには、約4年かかった。その4年間は、常に試行錯誤の連続だった。なかなか話せるようにならない事に憤りを感じたりもした。

そんな長い道のりを乗り越える事が出来たのは、様々な英語学習に関する本からヒントを得たからだ。今回は、英語習得の長い道のりの中、本当に多くの気づきを僕に与えてくれた本たちを紹介する。

英語の勉強法に関しては、本当にたくさんの人が、色んな事を言っている。しかし、僕が共感したり実際に参考にしたりしたのは、下に紹介しているもののみだ。正直、紹介している書籍の数は少ないが、何かしら得るものはあると思うので参考にして欲しい。


今回は、英語勉強法だとか、英語を勉強するにあたってのマインドを説いている本を紹介している。英語のおすすめ教材については、以下の記事を参照してほしい。

www.longhardroadout.com

残念な人の英語勉強法

“残念な人”シリーズでおなじみの山崎将志氏による、英語勉強法の本。留学行く前に読んでおいた本。読んでおいて良かったと思った。

あなたは今までどれくらいの期間英語を勉強していますか?望んだ結果は出ていますか?出ていなければそのまま英語勉強法、”残念”かもしれない。

「もう英語の勉強はやめて、英語力を身につけることを期限付きのプロジェクトにしよう。」というコンセプトのもと、ビジネスパーソンがビジネス英語を身につける上での、学ぶ項目の優先順位や、TOEICに対する姿勢、発音や単語に関して、様々な効率的な勉強法の考え方が書かれている。

山崎さんの”残念な人”シリーズは、読むたびに自分の行動を振り返させられる。今回は、その英語版。長い期間英語を勉強しているが、なかなか思うような結果が出ない…という時に、自分の勉強法を見直すのにいい本。

外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~

書店を歩いていてたまたま見つけた本。あまり目立つところには置かれない系統の本だが、これがなかなかの掘り出し物だった。

英語の勉強法となると、世の中の色んな人が、色んなことを言っている。少し前は、”聞き流し”なんてのも流行った。しかし、それらのほとんどは、その人たちが考えた”独自メソッド”だ。ちゃんとした科学的裏付けがあるわけではない。

この本は、”第二言語習得論”という学問に基づいた科学的な外国語学習に関する理論を説いている。色んな人が、自分の好き勝手に確立した理論とは違い、語学習得に関する色んな事例を科学的観点から検証していたり、最後には科学的観点からの勉強法を紹介したりしている。やはり学問的なアプローチがベースにあるので、一般化・普遍化された理論が大変説得力のある英語勉強法の本だ。もうこの本を読んだ後は、「聞き流し勉強法」などに惑わさることもなくなるだろう。

ちなみに、この本からの引用は、以下の2記事でも使用させてもらった。興味があったら読んでみて欲しい。

www.longhardroadout.com

www.longhardroadout.com


本物の英語力


著名な通訳者で、メディアにもよく出ている鳥飼玖美子さんの名著。今までは”日本人と英語の適切な関わり方”のようなテーマが多かった気がするが、この本では今まであまり触れてこなかった”英語勉強法”について、独自の見解を書いている。

この本は、僕が実際に英語がある程度話せるようになってから読んだ本だ。読み終わった後、僭越ながら僕も同じ意見だ、と思った。僕が英語勉強法に関して本を書くとしたら、同じような内容になってしまうだろうと思ったくらい共感した。

特に彼女が掲げている、「自分の英語を身につけよう」という言葉に共感した。色んな人が色んな英語の勉強法を唱えているが、どれをやるにしても結局最後は自分自身のゴールを自分自身で創意工夫して到達するしかない。結局話せるようになる人って、みんなそうだし。この本は、そんな、”本当に話せるようになる人”の発想を学べる本。オススメです。

英語は3語で伝わります

電車の中の広告で見かけた本。タイトルを見た時点でなんとなく書いてある内容が予想出来たので、甘く見ていた。が、実際読んでみると予想を超えたクオリティと情報量でとても良かった一冊だ。


内容として、タイトルの通り「英語は三語(SVO)で伝えたい事が伝わる事が多いので、そういう表現が出来るようにしようね」というもの。基本的には、その内容がずーっと続いていくのだが、特筆すべきは、その情報量。「このパターンは、さすがに短く出来ないだろ…」というものでも、「その手があったか!」という方法でバッサバッサと要らない部分を切っていく方法論がたくさん載っている。


基本的には英会話初心者にオススメの本だが、ある程度のレベルになってきてから読むのも面白いかもしれない。「このテクニック知らなかった!」というものが結構見つかるくらいの情報量だ。僕もこの本でようやく、outnumberとかoutperformとかの上級語を使って短くするテクニックを覚えられた。オススメです!

これ、英語でなんて言う?

英語勉強法を説いている本ではないが、面白くてためになったので大好きな一冊。今まで3周くらい読んでいるが、1周目は一時間もかからず読んでしまった。

内容としては、日本語でよく使うこの表現は、英語ではなんて言うのか?という、色んな人が出している類の本ではある。が、特筆すべきは、取り扱われている表現のライトさ、この本のコンパクトさにある。

1つ1つの表現は、たしかにこれ、英語でなんて言うんだろう…というようなものが並べられているが、1つ1つの表現がとても短い。

例えば、「手ぶらできて!」とか、「写真写りがいい」とか、そんなような短い表現をポンポン覚えていくような感じ。そしてそれに対応する英語表現も、ビシッと一言で決まる短さ。サクサク読めて、何周もしてしまうような本だ。
実際僕はこの本を3周くらい読んで、ここに書いてある表現は口をついて出てくるようになった。こういうサクサク読める本をベースにして、どんどん会話表現を蓄えていくといいだろう。

まとめ

いかがだっただろうか。正直、紹介している書籍の数は少ないが、自分の英語勉強に対するスタンスを見直し、そしてまた発奮させてくれるものばかりだと思う。英語を勉強しているがなかなか結果が出ないという人は、折に触れて上で挙げた書籍を読んで、自分の勉強法を見直してみてはいかがだろうか。

僕が人生のどん底から這い上がるために読みまくった本を紹介!

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僕はつい最近まで、いわゆる”人生のどん底”期だった。側から見れば大した苦労ではないのかもしれないが、自分の中では、やる事なす事上手く行かない、頑張って来た時間が全て無駄になってしまう…そんな期間だった。


そんなどん底の時期に僕が何をしたかというと、藁をもすがる思いで本を読みまくった。「頼む、どうか、どうか良くなってくれ… 本に書いてある事実践しますから… どうか… 」という気持ちで、手当たり次第に読みまくった。おかげで、長い地獄をようやく抜けて、穏やかな日々を過ごしている。


今回は、そんなどん底期の僕に力をくれたかけがえのない本達を紹介する。以下の全てが僕の血肉となり、生きる希望を与えてくれた。人によって感じ方は違うだろうが、この中にきっと、あなたにも希望を与えてくれる本があるはずだ。

どん底からの大逆転!


タイトルから分かる通り、まさにどん底の時期に読むにふさわしい本である。世の中には、壮絶な境遇から這い上がった人がいるものだが、この本では、そんな境遇から這い上がった3人の著者の、どん底からの復活ストーリーが描かれている。この本を読むことによって、一気に三人分の「どん底からの逆転」を味わうことができるので、とても勇気づけられることだろう。

その3人のうちの一人、酒井とし夫氏のメッセージはとてもよかった。自らの経験に裏付けられた理論的なメッセージは、とても腹落ちする。

一つだけ、酒井氏の言葉を引用しよう。

前述したように、人は誰でも「サイコロを振っている」と、必ずいつか幸運に絶対に出会います。絶対に出会うけれども、その日は明日なのか来週なのかは誰にもわかりません。
だから幸運の女神がほほ笑むその時まで、あなたはリングに立っていないといけない。そのためには、復活できないほどの物理的、経済的、肉体的、精神的な損失、ダメージ、損傷を負ってはダメなのです。

出典:太陽出版 「どん底からの大逆転!」酒井とし夫、松本通子、今瀬保男 著、P180より引用

読み終わった後は、「もう一回頑張るか」と素直に思えていると思う。幸運の女神がほほ笑むその日まで、リングに立っていようではないか。

非常識な成功法則

2002年に発売以来、売れに売れて売れまくった神田昌典氏の名著。現在色んな業界で成功者とみなされている人達の多くが、かつてはこの本から影響を受けた。上で紹介した「どん底!」の酒井とし夫氏も、この本がどん底から這い上がるきっかけになったという記述もある。

僕がどん底に足を踏み入れてから数年経って、ようやくこの本を読んだ。そして、ため息が出た。「昔からある本なのに、なぜもっと早く読まなかったのだろうか…」と、激しい後悔が襲った。

時代的には少し前のものなので、確かに今となっては非科学的だと捉えられる部分もある。しかし、現在に多く出ている科学を取り入れた難解で回りくどい成功法則の本よりも、荒削りだが人間の本質に訴えるこの本の方が、読んだ後に圧倒的な力が湧く。どん底で、成功を渇望している今こそ、読むべき名著だ。必読。今すぐ読もう。

不幸になる生き方

つい最近同性愛をカミングアウトした、勝間和代さんの良著。文字通り、不幸になる生き方を避けよう、という内容の本。

当時最年少の19歳で公認会計士試験に受かったり、マッキンゼーやJPモルガンで働いたり…と、異次元レベルのエリートキャリアを歩んできた彼女だが、実は自殺したいほど悩んでいた時期があったらしい。この本は、そんな彼女が、どん底から少しずつ立ち直る過程で学んだ事を体系的に記した本だ。

僕はこの本が発売した8年前に、すぐに購入した。以来、人生に迷った時に読んでいる。昔は勝間和代が嫌いな人は多かったみたいだが、このような本を読んで「良い事言ってるじゃん!!」と見直す人も多かっただろう。僕の大好きな本の1つ。必読。

どん底から這い上がる技術

なかなか大変な経歴をお持ちの里中李生氏の名著。成功を夢見ては堕ち、這い上がろうとしてはまた堕ち…と、幾度もの絶望を乗り越えた彼だからこそ語れる、絶望から這い上がる考え方を余す事なく書いている。
彼の考え方は、確かに少々時代錯誤的なところもあるのだろう。ぶっちゃけた話、フェミニズムらへんの話とか、何を言っているのかよく分からない部分もある(笑)

しかし、彼の経験から語られる言葉は、ストレートに心に響く。絶望ばかりを経験してきたであろう事が、読んでいればすぐ分かると思う。そんな彼に共感しながら、一緒にどん底から這い上がるとは何かという事を考えていく、そんな本である。

残酷過ぎる成功法則

アメリカの大人気ブロガー、エリック・バーカー氏の超人気ブログ、「Barking up the wring tree」が書籍化されたもの。氏は、現在アメリカでもっとも影響力のあるブロガーとされる。Barking up the Wrong Treeの引用は、当ブログでもちょいちょいしている。

分厚い、長い。しかし、名著。何回も繰り返して、頭に色んな成功法則が刷り込まれるまで読みたいと思わせられる。

この本の一貫した特徴は、”科学”だ。紹介される成功法則や成功への考え方は全て、科学的データに裏打ちされている。今までの成功法則の本と一線を画すのは、この科学的裏付けをちゃんと示す事を徹底している部分だ。これじゃあ、納得せざるを得ない。そして、試さざるを得ない。

だからあなたも生き抜いて

弁護士で、今では著書多数の大平光代さんの、幼少期から弁護士になるまでを描いた実話。いやはや、壮絶。。。

一番胸が痛くなるのは、いじめを苦に割腹自殺を図る場面。それが、なんと14歳の時。そしてその後も、周りの大人が教育者としてちゃんと機能していないがために、どんどん非行に走っていく様は、なかなか読むのが辛くなってくる。しかしその後は、一念発起し、通信制の大学を卒業、司法試験にも合格し、見事弁護士になる。

発売当時、このどん底からの一念発起の物語は、色んな大人に衝撃を与えた。僕の母親もこの本を愛読していたらしい。こういう本を読んでいると、自分の悩みはちっぽけに思えてくる。読後は素直に、「人生もう一回、頑張ってみっか」と思えている。割腹自殺を図るほど、悩んだことなんてないわけだしね。

自分史上最高!!になる、最強セルフイメージの作り方

この人も、なかなかのどん底状態から這い上がり、自己啓発本が書けるまでになった… そうなるまでの彼の成功の鍵、”セルフイメージ”についての独自の理論を展開している本。

坂田氏の理論には、とても頷ける部分がある。というか、彼自身も幾冊もの書籍や文献を読み漁って研究して得たものなわけだし。まぁ「セルフイメージ関係なくね?」みたいな話も多いし、彼の言っているのと100%同じ行動をする人はいないと思う。しかし、どん底から抜けるのに”セルフイメージ”の考え方はとても重要だし、この本を読めば、セルフイメージについて十分学べる。一時間もあれば読めるので、サクッと読んで、試せるものは試す、というスタンスがいいだろう。

29歳の誕生日、あと一年で死のうと決めた

この本の著者は、いわゆる「金なし、コネなし、スキルなし」。月々の公共料金の支払いにも困るレベルから、「余命を一年」と設定し、本気を出し始める。

このページで紹介している数々のどん底経歴を持った著者の中では、比較的ライトなどん底ストーリー。しかし、僕が大好きな本の1つ。みんなどん底どん底言っているけど、普通の人のどん底って、本当はこのレベル。だけど、こんな身近などん底だって、本当に、本当に、辛いんです。

身近などん底体験だからこそ、このストーリーはあなたによりリアルな勇気をくれる。本気でやれば、人生はいつでもやり直せると。

生きぞこない

色々などん底経歴を持った人がいるが、この人も”自殺未遂”というどん底経歴がある。そして残念ながら、這い上がったとは言いがたい。

著者はその昔、某大手企業に就職。順調に出世していき、年収2000万円程あったという。誰もがうらやむエリートサラリーマン… だった。しかし、会社の事業売却に伴う人事異動で一気に転落。あれよあれよという間に、借金1億を抱えて自殺未遂をするまでに堕ちていく。

企業で働く人は、自分の軸の全てを会社に置いてはいけない。家族でも副業でも趣味でもなんでも良いから、複数アイデンティティを持っている必要がある。その事を強く感じさせる一冊。

スタンフォードのストレスを力に変える教室

「意志力の教室」で、多くの人の人生を変えた著者、ケリーマクゴナガルさんの2冊目。今までありそうでなかった、「避けられないストレスとの付き合い方」というテーマに、科学的な観点から真正面に取り組んだ良著。1冊目同様、人生を変えるインパクトがある。

仕事の重圧、人間関係のような日常的なものから、キャリアに関する失敗、喪失、離別…と、ライフイベントレベルの様々なストレスが、人生にはある。避けられればありがたいが、全てを避ける事など不可能だ。そんな数々のストレスとどう向き合い、どう処理していくべきなのか、という事について、科学的な見地から書かれている。

タイトルから、日々のストレスの処理の仕方について書かれているのかな…と、軽い本みたいに思っていたが、大きなストレス体験、PTSD(心的外傷後ストレス障害)なども、思いっきりテーマとして扱っている。絶望から”科学的に”立ち直るための必読書。

オプションB~逆境、レジリエンス、そして喜び~

FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグが、愛する夫との突然の死別から立ち直るまでの日々を描いている。アダム・グラントとの共著だ。

著者が著者だけにさすがというべきか、やはり絶望から立ち直る科学的な方法論もふんだんに盛り込まれている。若干、上で紹介したスタンフォードの…と内容がカブる部分もあるが、シェリル・サンドバーグの実体験から来るメッセージは心動かされる。

個人的には、以下のメッセージがとても印象的だ。

デーブがなくなってからわずか数週間後に、デーブが参加するはずだった父と子の催しのことでフィルに相談した。誰かにデーブの代わりをお願いする計画を二人で立てた。「でも、デーブにいてほしかった」と、つい弱音を吐いてしまった。フィルは私の方に手を回し、励ましてくれた。「オプションAはもう無理なんだ。ならば、オプションBをとことん使い倒そうじゃないか」。

完璧な人生なんてありえない。だからみんな、なんらかのかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない。この本は、だれもがオプションBをとことん使い倒せるようにするための本である。

2017年 日本経済新聞出版社 「オプションBー逆境、レジリエンス、そして喜び」 17Pより引用

人生には、時に不本意な選択肢を選ばざるを得ない時がやって来る。その時に、その選択肢を受け入れ、使い倒すための方法論を、この本で身につけてくれたらと思う。現在絶望の真っ只中にいる人、必読です。

まとめ

いかがだっただろうか。今人生のどん底で長い地獄のトンネルを歩んでいる人も、上で紹介した本の中に役立つものがきっとあるはずだ。

僕は、上で紹介した全ての本に感謝している。長い地獄のトンネルで死を考えながら歩いていた僕に、光を見せてくれたからだ。今どん底にいるあなたが、少しでも早く光を見つけられる事を祈っている。

Hulu、Netflixで観られる英語学習に役立つ映画を紹介する

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英語学習のために海外の映像作品を使うことは有効だが、そのためには英語字幕の機能があると便利だ。


現在の月額制映像ストリーミングサービスで、海外作品に英語字幕が用意されているのはHuluNetflixの2つしかない。


この2つのサービスでも英語字幕付きで視聴できるものとできないものがあるわけだが、英語字幕付きで視聴できるもの全てが英語学習に役立つわけではない。英語レベルは英語学習者に取って適切か、使われている英語表現は適切か、そもそも面白いのか…など、色々な要素を考慮しなければ、英語学習に使えるとまでは言えない。


というわけで今回は、僕が今までHuluNetflixで見た作品の中で英語学習に役立つ映像作品を紹介する。参考にして欲しい。

はじめに

まず最初に断りを入れておくが、オススメは、これらだけに限らない。というのも、HuluとNetflixだけでも、膨大な数の作品があるからだ。それらの全てをチェックしているわけでは当然ない。

なので同じような事を書いているブログ記事も多い。皆自分で見て気に入った作品、そして気に入っているが故に、「僕はこれで英語を覚えられた!!」というものを紹介しているに過ぎない。

僕が見る限り、「いや、これは初心者の人には向かないのでは…?」というものを紹介しているものも結構多いが、そういうものである。万人に適合する映画やドラマなどない。

なので当ブログでも、”僕が思うオススメ”を紹介する。しかし、自分で言うのもなんだが、よく見つけた方だと思う(マニアックなものも多いが…)

全体的には、Netflixの方が英語字幕付き作品のバラエティの観点からやや充実度は高い。しかし、「抱きたいカンケイ」のように、Huluでしか観られないが英語学習にとても超絶便利な作品もあったりする。日本のバラエティ番組のラインナップは若干Huluの方が豊富な感もあるので、Huluも好きだ。


どちらにしろ、英語字幕機能を使って英語を勉強したいのならHuluかNetflixしか選択肢はないので、この二つのどちらかは登録しておいて損はないだろう。月々1000円弱の出費にはなるが、いつでもどこでも動画をストリーミングできるので、投資ととらえてやってみてほしい。


Huluの会員登録

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Netflixの会員登録

Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!

選んだ基準

以下に、僕が何を基準にして選んだか、という事を示しておく。


英語学習をする際に映画やドラマを観るにあたって大事なことは、以下の2つだと思う。


  • 英語レベルが適切か

  • そもそも面白いのか


以下で紹介するもの全て、上記2つの条件は満たしていると思う。


上の2つの条件のどちらの要素が強いのかによって、話されている英語レベルが英語学習にちょうど良いと感じられるものをピックアップした"英語難しくない編"と、とにかく楽しみながら英語を勉強できる"楽しみながら英語を勉強できる編"2つに分けて紹介をする。


さて、前置きが長くなったので、とにかく紹介させて頂く。楽しんで!

英語が難しくない編

英語学習のための映画、ドラマという事で、自分の英語がまだまだだ、と思っている人のために、話されている英語が比較的平易なものを中にいくつか入れてある。

ここでいう”平易”とは、英語字幕でもなんとか追いつけるレベルだ。

フルハウス


Hulu: 視聴不可

Netflix:全てのシーズンを英語字幕付きで視聴可能

もはや説明不要のシットコムの名作。最近では、NetflixオリジナルのFuller Houseもあるので、それで初めて知った、見てみたという人も多いだろう。

よく英語学習用教材としても上げられるこの作品。英語レベルとしては、普通のネイティブスピーカーのスピードで話しているという感じ。難解な言い回しも少なく、娯楽として何も考えずに楽しめる作品。Netflixで観られるようになってから、僕もいつのまにかフラーハウスも含めて全て観てしまった。しかし、英語字幕で観て完全においつけるのは、TOEIC800以上はないと厳しいかもしれない、というレベル。

スピーキングは、ミシェルと一緒に成長して行こう笑

フレンズ


Hulu: 奇数月に奇数シーズン、偶数月に偶数シーズンを英語字幕付きで視聴可能

Netflix:全てのシーズンを英語字幕付きで視聴可能


こちらも、フルハウスと並ぶ言わずと知れた超有名シットコム。みんな大好き「フレンズ」。ていうか、留学や英語学習を志している人はみな、「フルハウス」、「フレンズ」、「ハイスクールミュージカル」のどれかは見たことがある、というくらい、ドラマとしても、英語学習教材としてもド定番の作品。英語学ぶのなら必見の作品。


英語レベルとしては、扱うテーマがぐっと大人向けになるので「フルハウス」よりも難易度は若干高いので注意が必要。

Huluでは、奇数月(1、3、5、7、9,11月)には奇数シーズンが、偶数月には偶数シーズンが配信されるという、よく意味の分からないスタイルをとっているので注意が必要。

コララインとボタンの魔女

Hulu: 視聴不可

Netflix:英語字幕付きで視聴可能

英語系の専門学校に通っていた時代に観た作品。ファンタジーホラーのような感じで、「子供向けか…」と思いながらも思わず最後まで観てしまった作品。面白い。

アニメという事もあり、英語難易度は比較的低い。流石に基礎が出来ていない人がいきなり英語字幕で観るのは苦労するだろうが、ある程度英語力がついてきたら(TOEIC600〜800点)、レベルチェック的に挑戦してみるといいだろう。


モンスターホテル2(Hotel Transilvanya2)


Hulu: 視聴不可

Netflix:英語字幕付きで視聴可能

こちらも子供向けかとナメて観ていたら、ところどころで声を上げて笑ってしまうほど面白かった。大人が観ても笑える面白いファンタジーコメディ作品。

こちらもコラライン同様、自分に力がついてきたな…と思ったら目安としてチャレンジすると良いと思うが、若干難易度は高め。アメリカ独特の単語が分からなければ、理解に苦労するかも。

抱きたいカンケイ(No strings attached)


Hulu: 英語字幕付きで視聴可能

Netflix:視聴不可

ちょっと趣向を変えて、大人向け、というか大学生向け作品。普通に面白いし、ナタリーポートマンが超絶可愛い。


今までの作品と違いテーマが少し大人っぽくなる割には、英語レベルは結構低い。なので、「映画観て英語の勉強したいんだけど、なんかいいのない?」と聞かれたら、必ずオススメしている作品。


これを観て、あるある〜とか思えたら、相当なリア充な学生時代を過ごしたのだろう。

楽しみながら英語を覚えたい人向け


ここからは、多少英語レベルを度外視して、とにかく楽しく英語を覚えたいという人におすすめの作品を紹介する。バカなアメリカ文化の真髄に触れてほしい。

最終絶叫計画(Scary Movie)

Hulu: 英語字幕付きで視聴可能

Netflix:英語字幕付きで視聴可能



いやーほんとに。アメリカ人は、なんて面白くてバカなんだろう、という有名作品。

数々の有名映画のパロディを盛り込んでいて、放映から三日で4,250万ドルの興行収入を達成するという、実は商業的にも大成功した作品。面白い。腹抱えて笑う。

英語レベルとしては… ちょっと学習には不適切な表現もたくさんあるが、難易度としてはそんなに高くない。TOEIC700〜くらいで、対応可能だと思われる。面白く、楽しく英語を勉強したいのならこの作品だろう。

ちなみに、この作品はのちに4つの続編がある。Huluでは1しか観れないが、Netflixでは3まで視聴可能。また、この作品を観るにあたって、流石に元ネタの「スクリーム」という映画を観ないと厳しい部分もあるので、そちらも視聴を勧める。「スクリーム」に関しては、HuluでもNetflixでも視聴可能となっている。

Blue mountain state


Hulu: 視聴不可

Netflix:英語字幕付きで視聴可能


製作陣は頭がイかれているのだろう。コメディとか爆笑とかを通り越してむしろ引くほど、バカどもの饗宴と言うべき作品。大学のアメフト部の物語なのに、ほとんどアメフトしてないし。


爆笑に次ぐ爆笑。英語学習とか関係なく、一回観て。Netflixで観られるから。マジで。お願い。でも、引いたらごめんw

まとめ

いかがだっただろうか。定番から、穴場作品、そしてもはや単なる筆者個人的なおすすめまで、僕が今まで観てきた優良作品が、意外にたくさんHuluとNetflixで視聴ができる。英語学習に関しては、英語そんなに難しくない編のものを一通り見てシャドーイングなどをしてもらえれば、あなたのスピーキング力にかなり寄与するはずだ。


まだHuluとNetflixの会員でない人は、英語学習をするならどちらかには会員登録をしておいたほうがいい。また、留学を控えいている人にも、この二つの動画ストリーミングサービスを登録しておけば、留学した先でも見れる(見れる作品のラインナップは異なるが)。そもそもこの二つはアメリカ発祥だからね。


以下のリンクから会員登録ができるので、興味があったら覗いてみるといいだろう。


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人が自殺を考える理由とその対策を考える

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ケイト・スペードさんが亡くなった。自殺とみられている。ブランドものに疎い僕でも知っていた数少ないデザイナーの訃報は、少し驚いた。

昨年の夏には、リンキン・パークのチェスターベニントンが自殺したばかりだ。僕が未だアメリカにいた頃には、電通の女性社員が過労自殺したというニュースがあり、かなり社会的関心が高かった印象がある。

こういう事例から分かると思うが、自殺の衝動というのは、どうやら社会的に成功しているとみなされている人にも起こりうる。経済的に追い詰められていて行きていけなくなるから死ぬ、というわけでもないようだ。

ぼく自身の経験と、色々と調べた結果によると、どうやら自殺には傾向があるが、対策がうまく機能していない、または個人が対策を講じていないという部分も多いにあると思う。今回は、自殺の傾向と対策を考えていきたい。

自殺は生物学的に非合理

自殺という行為は、生物学的には非合理だということは、少し考えれば分かる。全ての生物は種の保存のために、種全体の利益、存続のために行動する。人間だって生殖行動をすれば自身の子孫を残せるので、生き延びて子孫を残すための行動をするのが種の存続に繋がる。こういう理屈は、言われたら、「まぁ、そうだろうな。。。」となるようなものだ。


じゃあなぜ人は自殺をするか、それは自殺とは社会的なものだからだ、と自殺論を書いたデュルケームは言っている。


まぁこれも、人間とほかの動物との違いを考えてみれば分かる。人間は、高度に社会的な動物なので、自殺の理由も、その社会的な理由が「種の存続とかどーでもいいんだけど」と思わせるレベルに追い詰めてしまうのだろう。

最悪な状況だから死ぬのか

でも、人は最悪な状況で自殺する訳ではない事は、冒頭で挙げた例からも分かる。金があっても、地位や名誉があっても、自殺を選ぶ人はいる。

しかし一方で、八方塞りのような、この世のものとは思えない地獄から生還するような人もいる。ビクトール・フランクルの話は有名だろう。

僕がまだアメリカにいた頃、電通の侵入社員が過労自殺した。残業…時間に耐えられずに自殺した、みたいな印象を持ってしまうような報道のされ方だったわけだが…。

でも、東大出て、電通に入れるような、写真を見る限り才色兼備、しかも若い女性が、生きていく事を優先して考えた時に、どうにもならないなんて事はまずないだろう。もし本当に、労働時間を苦にして自殺したのだとしたら、解決策は単純明解である。会社をやめればいいだけの話だ。

だから僕は、自殺する理由なんて、長時間労働を苦に、というような表面的な理由ではない事が多いのではないかと思う。

ここも、デュルケームは言っている。

自殺者の先行与件の中に、一般に絶望をもたらすと思われるなんらかの事実をいったん発見したと信ずると、人はそれ以上の詮索は不要だと決め込んでしまう。そして、当人は最近金銭上の損害をこうむったとか、家庭のもめごとに悩んでいたとか、いくらかの飲酒癖があったとかいうような噂にもとづいて、自殺の原因を、その飲酒癖や家庭の悩みや経済的打撃などに帰してしまうのである。このような疑わしい情報を、自殺の説明の根拠とすることはできないだろう。

出典:中公文庫「自殺論」 エミール・デュルケーム著/宮島 喬 訳


つまり、自殺の理由は、(意識的にか無意識的にか)本人も社会的に一番納得できそうな事を周りに提示している。また、その周辺人物も、一般に自殺とは経済的に苦しくて…とか、いじめられて…とか、長時間労働を苦に… とか、そんなような理由で起こると認識しているために、自殺した当人の心の動きを知らずに処理しているのではないか、という話である。


経済的に追い詰められて…とかだったら、なんとなく分かる。けれど、会社やめれば良いだけの状況の人が、長時間労働を苦に自殺なんてするだろうか。ほかの理由があったかもしれないが、周りは長時間労働を苦に自殺した…と思ってしまいがちだという事なのだと思う。

自殺の理由として説得力があるもの

全く自殺は関係無いのだが、とある本を読んでいて、こんな記述を見つけた。

研究によれば、多くの人が自分の人生に満足しないのは、楽しい時を過ごしていても、それが自己のイメージに合わないという思いに囚われているからだという。人びとは、自分のストーリーに合致する人生を望んでいて、悪い事が起こると、自分という人間に附合すると思い、楽しいときは例外だとみなしがちなのだという。

このことは、最も深刻で痛ましい悲劇-自殺にも当てはまる。フロリダ州立大学の心理学教授、ロイ・バウマイスターによると、自殺を図った人間は、必ずしも最悪な状況にあったわけではなく、ただ自分に対する期待に及ばなかったのだという。現実の人生が、思い描いてきたストーリーに合わなかったのだ。

出典:飛鳥新社 「残酷すぎる成功法則」エリック・バーカー著/橘玲 監訳/竹中てる美 訳


人生の進捗が本人の期待から著しく低い場合、人は自殺する。少し一般化し過ぎている気もしなくもないが、感覚的に理解できる部分があるのではないだろうか。

また、デュルケームも「自殺論」にて、「目標達成の可能性が低い時に自殺をする」ということを、言っている。


二つの記述を総合してまとめると、現状が自分の思い描いていた人生よりも現状が著しく低い状態で、かつその状況がしばらく生きていても覆せそうにない時に、自殺を考える事が多いのではないか、と僕は思った。


例えば、僕も以前、自殺念慮があった。


一回目は、大学受験に失敗した時。そこからは、留学をしてから復活したのだが、そこからしばらくして、遠距離恋愛の失敗をしたり、就活が難航したりして、また自殺念慮を持つようになった。

はたから見ると、大した問題ではないだろう。また努力すればいいと一蹴されてしまうような問題だと思う。しかし、妹が超大手企業で悠々と働いている時に、僕はニートをしていた。高校、大学の同級生も皆、それぞれ社会人としてのキャリアを進み始めていた。本当だったら、自分も留学後に、あんな感じの華々しいキャリアを歩んでいるはずだった… と考えていた。

そんなある日、父親がよくお世話になっている占い師に、家族のことを占ってもらった結果を話してくれた。僕はこれからどうにかなる。無事に就職先も見つかる…とだけ言っていた。

そして妹の結果も盗み聞いていたら、なんと家族で一番出世をし、お金を持つのは妹らしいという結果を、父親は妹に伝えていた。

自分は今ニートだが、何も頑張っていないわけじゃない。目の前の現状に対して、どうにかしようと毎日もがいていた。毎日劣等感と自己嫌悪に苛まれながらも、頑張って行動していた。いつかまた、夢見ていた華々しいキャリアに舞い戻るのを夢見て。

しかし、妹に対する占い結果を聞いて絶望した。どんなに努力しても、この苦しさを乗り越えても、それが妹より出世して、稼げるようになるという形で報われる訳ではない。どんなに頑張っても、妹には勝てないのかもしれない。


生きていく、という事だけを考えれば、就職先さえ見つかればいい訳だ。ある程度労務環境も良く、月20万程度貰えて派手な生活をしなければいい。しかしだからといって、そんな人生に意味があるのか。人生で受けたマイナス分が、全てプラスとなって返ってくるな、という希望が見出せない。今まで感じた劣等感や屈辱感をただただ感じ続けながら生きていく未来を想像してしまう。


…こんな時、人は自殺を考えるのではないだろうか。(今僕は、楽しくやってますよ!笑)

自殺を考える人は根性がない?

自殺を考える人に対して、激励の言葉をかける人が多いと思う。その多くが、もっと悲惨な状況から生還した人の事を引き合いに出し、お前にもまだ抜け道がある、だから頑張れ、みたいな事だ。

自殺を考える人たちの事を、メンタルが弱い、根性がないというような捉え方をし、メンタルを強くすれば乗り切れると思っている。

しかし、事はそう単純ではないのではないか。

自殺を考えるときは、「生きていても意味がない」時なわけだ。生きていたら、解決出来ないと思ってしまうようなことかもしれないし、生きていて目指すものが何もなかったりする状態なのかもしれない。


電通の女性社員は、過酷な長時間労働を課されていた当時に、交際していた男性と別れたという噂もあった。この噂の真偽は定かではないが、もし本当だとしたら、自殺という手段を選んでしまったのは、より納得が出来る。


例えば、長年連れ添った恋人がいたとして、その人と別れることになってしまった。その人はあなたの事を、おそらく誰よりも知る人物の一人だろう。しかし、もう復縁は叶わない状態にまでなってしまった。


そんな時に、次の相手を見つければいいと、すぐに思えたらいい。しかし、その人とは復縁は出来ない。その人じゃないと意味がない、と感じてしまう人も多いのではないか。自分の肉親が災害で死んだら、同じ事が言えるのか。肉親として同じような機能を果たせる人は、探せばいなくもないと思う。だから、代わりを探せばいいという言葉を受け入れられる人がいるとは思えない。

例え今自殺を考えていなくとも

例え今自殺を考えていなくとも、アイデンティティを脅かす危機などにより、誰しもが自殺を考える時が来る可能性は否定できない。

人生のある時点まで上手くいっていても、降りかかる災難などはコントロール出来ない。誰しもが、キャリアに関する厳しい現実だったり、死別、離別などの、ある程度自分のアイデンティティの拠り所となっていたものを失ったりする。

このダメージが、例えば半年付き合った恋人と別れたとか、同期に出世で先を越された程度の事だと良いが、自分のアイデンティティに深く根ざしたものだった場合は、存在意義がなくなったと感じてしまうのではないか。


例え今自殺を考えていなくとも、自殺を考えてしまうような出来事は、いずれ訪れる可能性はある。あのケイト・スペードにさえ訪れたのだ。なぜあなたに、それがないと言い切れる?


だから、自殺を考えてしまうような状況になってしまった時の対策は、誰もが考えておくべきだと思うのだ。

自殺を考えないためには

上でもいったように、自殺したくなるような状態というのは、


  • 人生が自分の期待より著しく下回る時
  • これからもその状況を覆せないと予感した時


というのが多いのではないかという仮説は、感覚的にも分かってもらえるかと思う。

しかしながら、こんな状況なんて割と簡単に訪れると思う。そもそも期待通りに行くことの方が少ないのが人生だ。


こういうような事は簡単に起こるので、普段からセーフティネットを意識しておく必要がある。


セーフティネットとはどういうことかというと、自分のアイデンティティの拠り所を普段から複数用意しておく事だ。


勝間和代さんの著書、「不幸になる生き方」によると、不幸になりやすい人は"単一アイデンティティ思考"の傾向が強い、という。普段は仕事で忙しくしていて、休日は家でダラダラ...というようなライフスタイルだったり、家庭を顧みず仕事ばかりに打ち込んでいる人たちの事だ。

投資の格言と同じで、自分のアイデンティティを、一つのものに集約してはいけない。その集約した一つのものが崩れてしまったら、上の二つの条件を即満たしてしまうからだ。


仕事以外にも普段から趣味のコミュニティや以前からの友達と付き合いを続ける。恋人、家族がいるなら、ちゃんとそちらにも時間を割く。だからワークライフバランスというのは大事なのだ。


必要なのは、あなたの大切にしているもの、精力を傾けている対象などが無くなってしまったり、思い描いていた通りの結果にならなかった場合を常に想定するという発想だ。そんな事、考えたくもないだろう。考えただけでも恐ろしい。が、成人して以降の人なら分かるだろう。そんな事は、いつだって起こりうる事くらい。


専業主婦になってしまった人は、基本的に家庭に全てのアイデンティティを置いている人が多いかと思う。しかし、もし家庭が無くなってしまったら、アイデンティティの拠り所も消え、おまけに食い扶持もないという状態になってしまう。分かり易すぎる例かもしれないが、自分の今のライフスタイルに、このような要素が無いかというのを改めて見直す必要があるかと思う。

まとめ

「人が自殺を考える理由とその対策を考える」

  • 生きていくことを優先して考えたら、自殺しなければいけない状態なんてほぼない
  • 自分の人生が期待より著しく低く、かつその状況を覆せないと予感したときに、自殺を考える
  • 誰しもが、「アイデンティティの拠り所」を複数用意しておき、自殺予防について考えておく必要がある

TOEIC対策なら、スタディサプリイングリッシュTOEIC対策コースしか要らない件について

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僕は、TOEICが好きではない。あのテストで真の英語力が測れるのか?というそもそもの疑問もある。しかしそれよりも由々しき問題は、TOEICはとにかく精神力を要するし、勉強が退屈なのだ。

しかし、そんなTOEIC嫌い元ニートにも、光明が見えている。こんな僕でも、勉強しても良いかな?と思える教材を見つけたのだ。

というわけで今回は、スタディサプリEnglish TOEIC対策コースについての使用感レビューを書かせて頂く。結論から言うと、TOEIC対策をするにあたって、これ以外は要らないと思う。

スタディサプリEnglish TOEIC対策コースとは?

スタディサプリEnglish TOEIC対策コースとはリクルートが運営するオンライン英語学習サービスだ。スタディサプリEnglish自体は、App storeの教育部門ランキングで1位(2018年6月現在)の、大人気英語学習アプリ。使用者は平均2.8ヶ月で、効果が実感できるのだとか。 

いろいろと特徴はあるが、このサービスを有名にしたのは、カリスマ英語講師 関正生氏の”神”授業だろう。テレビでよく流れているあれである。この授業は僕もすごいと思っているので、のちに触れる。


僕もこのアプリ版が好きで、現在利用している。これから詳しく魅力を語っていくが、以下のリンクから概要がのぞけるので、興味がある方はぜひ覗いてほしい。


スタディサプリEnglish TOEIC対策コースを覗いてみる

機能の紹介

スタディサプリEnglish TOEIC対策コースは、以下の機能がついている。

パーフェクト講義

会員登録をしたら一番最初に目にする場所だろう。このサービスの最大の差別化要因であり、根幹だ。何にお金を払っているかと言えば、この講義にお金を払っているのである。
カリスマ予備校講師、関正生氏による”神”講義TOEIC全パート、全タイプの問題について、約3〜6分の講義動画だ。よくCMで”神”授業と表現されているアレである。


後述するが、これはとても良い。勉強のやる気が出ない時は、寝ながらこの講義を聞いているだけで勉強した事になるくらいのクオリティだ。

演習


各講義動画のすぐ後に、学んだ事が活かせるような演習問題が5問ほど用意されている。実際のTOEICの形式と同じ形である。しかも、関正生氏による解説動画付きだ。いや、よく撮ったね、ほんと。

実践問題集

実際のTOEICを模した実践問題集である。いわゆる模擬試験で、全10回分用意されている。

こちらも後述するが、スタディサプリEnglishのTOEIC対策コースは、月額2,980円(12か月分一括払いで29,760円、6か月一括払いで16,680円)、一瞬躊躇してしまうような金額だ。しかし、模擬試験が9回分も用意されているし、講義動画も単語クイズ機能もある。ここまで至れりつくせりでこの料金だったら、まぁ許せると思うのだが。

TEPPAN英単語

単語クイズ機能。


まぁこの機能は正直、無難にまとめられているという感じ。いわゆる普通の英単語アプリと変わらない。まぁ僕は単語帳は使わない派なので問題ない。

良いところ

以下に、このスタディサプリEnglishの良いところ、使うメリットを述べていく。

学習の行動障壁が低い

物事の継続において、行動障壁が低いという事は非常に大切だ。

行動障壁とは文字通り、その行動を始めるまでの障壁だ。例えば、ジョギングを続けるために、ランニングシューズをすぐ履けるような場所に置いておく。こうする事により行動障壁が低くなるため、その行動をするに至るまでがあまり億劫に感じなようになる→継続できる、ということになる。

逆の例で言えば、お菓子を食べ過ぎないようにするためには、単純に目に見えない場所に保管すればすれば良い。逆に行動障壁を高くすることによって、避けたい行動を減らすことが出来るのだ。

スタディサプリEnglishは、アプリ版をインストールしておけば、アプリを開けばすぐに学習が始められるわけだ。これは、行動障壁が低いので、TOEICの学習頻度が自然に高くなる。


普通TOEICの学習は机に向かってする人が多いかと思う。が、アプリ形式であれば、極端な話寝ながらTOEICの学習してが出来たりもする。


僕はニート気質を持った極端な怠け者だが、スタディサプリEnglishのような形式であれば、僕でも続けられる。


今までTOEIC学習の継続がうまくいかなかった人たちは、スタディサプリEnglishが1つの答えになるだろう。

ディクテーションとシャドーイングが取り組みやすい

行動障壁が低いという話の続きにはなるが、普通に勉強していたらサボってしまいがちなディクテーションとシャドーイングの取り組みやすさも特徴だ。


リスニング力の大幅アップのためには、ディクテーションとシャドーイングをした方が良いという話は、耳にタコだろう。もうここではあえてその必要性については語らないが、その効果は、以下の記事などを読んでもらえればわかるかと思う。

www.longhardroadout.com


しかし、分かっていながらも、あまりやる気にならないのが、この勉強法の特徴でもある。何故なら、激しく面倒だからだ。


普通のTOEIC学習アプリでも、シャドーイングくらいなら出来るだろう。リスニング音源をポーズすれば出来る。


しかし、ディクテーションはもうもはややる気にならない人がほとんどだろう。僕みたいなグータラは、絶対にやらない。


スタディサプリEnglishはどうか。ボタン1つでディクテーション/シャドーイングに進める。また、ディクテーションは虫食いタイピング方式なので、タイプする部分も少ない。

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普通に勉強していては飛ばしてしまいがちな学習の行動障壁を下げ、取り組みやすくしてくれる心遣いがあるのだ。

”神”講義が神

このスタディサプリEnglishをここまでのコンテンツに押し上げたのは、なんといっても関正夫氏の神授業だ。スタディサプリEnglishのTOEIC対策コースは2980円/月と少し高めだが、何にお金を払ってあるかといえば、この講義にお金を払っているのだ。

僕は英語系の専門学校を出ている。三年間の留学の経験もあり、英語に関してはなかなか詳しいと自負している。

しかしこの神授業では、そんな僕でも見ておいて良かったと思えるものが多く得られるのだ。

関氏は、英語を教えることを職業にしている。そのため、僕以上の英語オタクだ。しかも、単なる英語力を身につけるだけでは身につかないTOEIC力もある。何せ彼は、職業でTOEICをやっているTOEICオタクでもあるからだ。


以前にも書いたことがあるが、TOEICで高得点を狙うには、純粋な英語力だけでは不十分だ。英語力にプラスして、”TOEIC力”を鍛えなければならない。

彼の授業では、”英語力”も”TOEIC力”も得られる。

TOEIC力は、TOEICの点数をあげるのに大いに貢献する。英語力が身につけばなお良しだが、そんな小手先にも見えるTOEIC力があるを身につける事は、即点数アップに繋がる。

先ほども上で言ったが、TOEIC学習のやる気が出ないときは、彼の講義を寝ながら聞いていれば良い。それでも勉強した事になるほど、得るものがあると思う。

悪いところ

あまり悪いところの見つからないスタディサプリEnglish TOEIC対策コースだが、デメリットももちろんある。僕が感じたところは、

  • 料金
  • 単語クイズが微妙

というところだ。それぞれについて述べていく。

月額料金

スタディサプリEnglish TOEIC対策コースの料金は、月額2,980円12か月一括支払いで29,760円、6か月一括支払いで16,680円)だ。


一瞬、高いように見える。しかし、実はそうでもない。


スタディサプリEnglishのTOEIC対策コースは、神授業、実践問題集全10回、英単語クイズから成る。


神授業は、お金を払って見る価値があることは上で述べた。


市販されているTOEIC対策用の模擬試験は、だいたい1,800円程で2回分ついている。10回分に換算すると 1,800x5=9,000円だ。

これ以上細かい計算はしないが、要は別に市販の模擬試験は問題集も同じくらい、またはスタディサプリEnglishより高いかもよ、という事だ。

もちろん、スタディサプリEnglishは月額制なので、ずっと続けていくと市販の模擬試験よりかは高くつく。だが、3ヶ月ほどの短期決戦で決めたいのであれば、神授業もついているスタディサプリEnglishの方が圧倒的にコストパフォーマンスが良い。

単語クイズ機能が微妙

さてもう一つ、微妙な部分を語っておこう。

なんでもかんでも盛り込まれているスタディサプリEnglish。もちろん、TOEIC対策のための単語クイズ機能もついている。

まぁしかし、これはあまり良いとは言い切れない部分があるのが正直なところ。
というのも、この単語クイズはフツーなのだ。別にその辺の英単語アプリと比べて何か違いがあるかといえば、そんな感じはしない。

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まぁスタディサプリEnglishは、他にもいろんな特徴のあるものが盛り込まれているので、そのついでにやっておくか、くらいで良いのでないか。そもそも僕、単語帳不要派だし。

www.longhardroadout.com

スタディサプリEnglish TOEIC対策コースを使うべき人

以下が、僕が思うスタディサプリEnglish TOEIC対策コースを使えば結果がでると予想できる人たちだ。

  • 現状400-800点台
  • 短期間(3、4ヶ月)で結果を出したい人
  • TOEICの勉強をしたいが、何を使ったら良いか分からない人

  • 怠け者、特に、ディクテーションやシャドーイングをサボりがちな人

…のような人たちだ。怠け者、サボリ魔に適していることは上で述べたが、TOEICの勉強で何をしたら良いか分からない人にもおすすめできる。迷っているなら、いろいろ試すより思い切ってスタディサプリEnglishを使ってしまった方が早い。これで全てできるからね。

結論、TOEIC対策ではスタディサプリEnglish以外要らない

僕も現在TOEICを勉強中だ。詳しくは、以下を読んでくれればわかるかと思う。

www.longhardroadout.com


そしてその教材として、スタディサプリEnglish TOEIC対策コース以外使うつもりはない。

まぁ確かに、何かお気に入りの単語帳等があればそちらを使えば良いと思うが、単語以外のTOEIC対策であれば、この教材で全て出来る。

しかも今なら、一週間の無料体験キャンペーンもやっている(この無料期間内に、神授業の動画だけを全て見てしまって利用を辞める、という裏ワザもt……おっと誰か来たようだ)。


というわけなので、今からTOEIC対策をするなら是非、スタディサプリEnglish TOEIC対策コースの利用を勧めたい。以下のリンクからスタディサプリEnglishの会員登録ができるので、興味があったら使ってみよう。

スタディサプリEnglish TOEIC対策コースの会員登録