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人生の”敗者復活”を果たすために重要なマインドについて考える

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大学受験の失敗や、就職の失敗、その他キャリアに関する様々な失敗で、20代という早い段階で”負け感”を抱いている人がいる。

 
人生の節目における大きな”負け”のダメージは大きく、負けのイメージがこびりついて、後の性格や行動にまで影響を与えるという事もある。いわゆる”負け癖”というやつである。


今回は、そんな20代という若さで”負け感”を抱いている人達に対し、敗者復活に関するマインドの話をしたいと思う。

 

大きな負けを経験するとどうなるか

人生の節目節目に、その後しばらくを左右するライフイベントが起こる。10代の子供が経験するのが”受験”だし、20代で一番最初の自分のキャリアを大きく左右する勝負が”就職”である。受験でも就職でも、不本意な場所に行ってしまうと、負けを感じてしまう事もあるだろう。

 
確かに、側から見れば、そんな失敗は大した事がない。受験で失敗しようが就職で失敗しようが、望まない場所へ行ってしまってからのカムバックを果たす人などたくさんいるからだ。


しかし一方で、こんな大した事ない負けが、うつ病や、ひどい時には自殺などにつながる危険性もある。


こんな話がある。

入学したばかりのころに聞いた話が今でも印象に残っています。

ある教授が大教室で、「文Ⅰの人は、毎年、必ず一人は自殺します。しかし、文Ⅱの人は自殺しません」と言いました。文Ⅰとは文科Ⅰ類の略で、官僚や法曹界を目指す人の多い、法学部へのコースであり、文Ⅱとは文科Ⅱ類の略で、卒業後は企業へ就職する人が多い経済学部へのコースです。

その教授は、「文Ⅰには、地元で学力が一番だったような人が全国から集まってくるので、『自分が一番でなければ我慢できない』というような人は、挫折に耐え切れずに自殺することがある。しかし、そういう、ものの見方、考え方は間違っているので、気をつけなさい」と言っていました。

地元で一番の人ばかりを集めても、一番から最下位まで順位が出るのは当然のことです。しかし、それが受け入れられなくて自殺する人が出てくるのです。

出典: 受験の失敗 | 自殺防止サイト – あなたに贈る真理の言葉

 

東大に入れたのに自殺するとは、贅沢な奴らである。しかし、自殺を考えるものにとって、周りからどう思われるかなど、関係ないのだ。

さらに、こんな話がある。

研究によれば、多くの人が自分の人生に満足しないのは、楽しい時を過ごしていても、それが自己のイメージに合わないという思いに囚われているからだという。人びとは、自分のストーリーに合致する人生を望んでいて、悪い事が起こると、自分という人間に附合すると思い、楽しいときは例外だとみなしがちなのだという。

このことは、最も深刻で痛ましい悲劇-自殺にも当てはまる。フロリダ州立大学の心理学教授、ロイ・バウマイスターによると、自殺を図った人間は、必ずしも最悪な状況にあったわけではなく、ただ自分に対する期待に及ばなかったのだという。現実の人生が、思い描いてきたストーリーに合わなかったのだ。

2017年 飛鳥新社 「残酷すぎる成功法則」エリック・バーカー著/橘玲 監訳/竹中てる美 訳 110Pより引用

 

現実が、自分の思い描いていたものより著しく低い場合、人は自殺を考えること事が多いらしい。これは、感覚的に分かるのではないだろうか。

 
だから、そんな状態の人に自殺を思いとどまらせようとして、教育を受けられるだけありがたいとか、一定の給料を貰えるだけありがたいとか言ったところで、特に意味はない。自殺を考えさせる問題の本質と全く異なるからだ。


しかし、そこでいちいち自殺を考えていたら、ジグソウに狙われ死のゲームに参加する事にもなりかねない。負けが込めば流石に精神は参るだろうが、受験や就職などだったら、少し休んで冷静になれば、光明も見えてくる。今は大きな問題かもしれないが、少し時間をおいて冷静になれるまで、自殺を待ってほしい。

敗者復活には時間がかかる

さて、落ち着く時間をとった上でいう。

敗者復活には、時間がかかる。一発逆転を狙おうとして大学や会社を辞めて起業するとかは、一般的にあまりオススメされない。
 
大学受験の失敗であれば、基本的にまだ傷は浅い。就職時に、敗者復活を果たせた事になるであろう企業に入ればいい。それでも我慢できなければ、なんらかの付加価値(資格や英語など)を取ればいい。比較的時間の余裕がある学生であれば可能だろう。

 
さて、就職に失敗した時だが、この場合は、腰を据えて取り組んだ方が良いケースが多いと思う。今の会社の世間的な評判や給与に我慢ならないと感じても、入社一年も経たないうちに転職するのは早計である。

 
というのも転職時のキャリアアップは、あなたが明確なスキルを持っていることを証明できないと難しいからだ。正直、20代前半であれば、転職先は無くはないだろう。何も考えずに辞めたが、エージェントに登録して割とすぐ見つかったというケースもよく聞く。しかしそれは、別にキャリアアップしているわけではなく、新卒で任される仕事を、ちょっとマシな労務環境でやる事に他ならない。長期的にみると、そんなに変わらなくね?ということで、最初の会社がよっぽど悪い労務環境でなかった場合、またすぐ辞めたいと感じる場合も多いだろう。

 
最初の会社の世間体や待遇がどんなに気に入らなくても、真の意味で逆転を果たしたければ、社内で出来る仕事をこなしながら、売りに出来るスキルを身につけて転職する方が良い。

 
大きな負けを経験したものは、視点が短期的になってしまう傾向があると思う。しかし、あまり時間をかけずに事を急いでしまうと、現状維持どころか大きなキャリアダウンを経験する事になるだろう。これは、社会人に限らず、大学生でも同じ事だ。

 
要は、敗者復活には時間がかかるので、腰を据えて取り組んだ方が良いという話だ。この期間は、劣等感に悩まされることもあるかもしれない。が、時が来たら、流れは変わるものだ。長期的には、なんとか耐え忍んで後で爆発した方が良い。


辛いときは、以下の記事を読んでくれたら、少しは気がまぎれるかもしれない。筆者も今まで、目も当てられないキャリア上の失敗を繰り返してきたのだから、気持ちは分かるつもりだ。

www.longhardroadout.com


やりたい事を探せ

敗者復活を考えるときに気をつけたい事は、やりたい事を探した方が良い、ということだ。どういう事か。


大きな負けを経験すると、視点が短期的になると、上で書いた。そして同時に、世間体というか、表面的な成功を意識する傾向もあると思う。


本来思い描いていたキャリアを下回るという経験をする事により、より外面的な成功(収入、肩書き、世間体…etc)を渇望する事になりやすいと思うのだ。

 
しかし、そういった外面的なことばかり意識してしまうと、たとえ達成したとしても、あまり幸福な心理状態にはならないらしい。

Your pursue “intrinsic values” when you do something solely because you love it. You pursue “extrinsic values” when you chase money or status.

(中略)

The lesson from the research is clear: the more extrinsically motivated you are, the more you feel motivated by money or status, the more depressed and anxious you are.

(中略)

But when we’re counting “likes” on social media, we let others control our self-esteem. And that places your own happiness outside your control. Not good.

And even if you win, you lose. Studies show that the achievement of extrinsic goals — the fancy car and the impressive promotion — bring no lasting happiness. None. Meanwhile, when we pursue intrinsic goals like being a better parent or trying to improve our writing skills so our blog posts don’t suck, we feel much happier and less anxious.

訳: あなたが単にそれが好きで行う事をやる場合、"内在的な価値"を追求している事になる。お金や地位ばかりを追い求めている場合、"外面的な価値"を追求している、と言える。

調査からの教訓は明確である。より外面的な価値を追求する場合、よりお金や地位ばかりを追い求める場合、より抑うつ的になり、不安を感じるようになる。

ソーシャルメディアでの"いいね"を数える時、我々は自己評価を他人にコントロールされている状態だと言える。そしてそれは、自身の幸せを、自分のコントロール外のところに置いていると言える。それは良くない。

たとえそれで勝っているように思えても、あなたは負けているのだ。調査によると、外面的な価値を追い求めて達成したものー お洒落な車や印象的な出世などー は、長く続く幸福感をもたらさない。全く。一方で、自らの内在的な価値、良い親になろうとか、自分のブログがどうしようもない状態にならないように書くスキルを向上させるとか、そんな事を追求した方が、より幸福になり、不安感を感じることが少なくなる。

出典:How To Be Happy In Today's Crazy World: 3 Secrets From Research - Barking Up The Wrong Tree

やりたい事を追求するか、外的な成功を追い求めるかー


永遠のテーマだと思われるが、実は学術的な答えは出ていた。あなたが、最終的に目指すのが「幸せになる事」であれば、その答えはやりたい事を追求する事だ。

 
敗者復活を目指す人は、学歴、肩書き、収入などの面が満たされれば、敗者復活はできると感じてしまいがちだ。それは、あながち間違ってはいないのだろう。極端な話、やりたい事をやっていても食えない状態だったら、幸せとは言い難い。


しかし、だからといって、自分の内在的な価値から目を背け、利益ばかりを追い求める状態は、間違いなく幸福から遠ざかるという事だ。


敗者復活を目指す人は、これを機に考えてみてはどうか。自分のやりたいこととは何なのか、という事を。そしてその上で、改めて、肩書きやら収入やらの条件も満たせるものを探していくというのが、真の敗者復活なのではないだろうか。

まとめ

「人生の”敗者復活”を果たすために重要なマインドについて考える」

  • 大きな負けを経験したら、落ち着く時間をとれ
  • 敗者復活には時間がかかると心得よ
  • これを機に、やりたい事を考えてみよう


ちなみに今回の記事は、多くの部分を以下の本から引用した。また、英語で記述してある部分は、以下の本の著者エリック・バーカー氏のブログから引用している。人生の敗者復活を目指すにあたって参考になる科学的根拠のある情報が盛りだくさんの名著だ。数多ある成功法則の本と違い、科学的根拠のある情報ばかりを集めているので、読みごたえがあるはずだ。

スタディサプリイングリッシュが改めて凄い件について書いてみる(日常会話コース)

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英会話の参考書など、基本的にどれも同じだ。


毎年毎年、新しいものが出る。しかし、どれもあまり変わらない。


時には、「聞き流すだけで英語が話せるようになる!」なんて、耳障りの良い言葉を並べ立てて目立つものもあるが、聞き流すだけで英語が話せるようになるわけもなく、だんだんとそのメッキは剥がれて行く。そして、消費者は思う。「またダメだったか…」と。


私は、英語関係の専門学校を出て、留学も経験している。多少英語が話せるようになってから書店の英会話コーナーを見渡して思うのは、「正直、俺にも作れそう」である。


しかし、久しぶりに「俺には作れそうにない」教材を見つけた。そしてそれは書店には売っていない。

 
その名はスタディサプリEnglishである。


仰々しい導入になってしまったが、今回は、そのスタディサプリEnglishの使用感についてのレビューを書いていく。一応、スタディサプリEnglishとは…という説明から入るので、使用感のみを知りたい人は、…へ飛んでもらって構わない。

スタディサプリEnglishとは(日常会話コース)


大人気のスタディサプリイングリッシュ。人気なだけあり、コストパフォーマンスはずば抜けてすごい。


スタディサプリEnglishとはリクルートが運営するオンライン英語学習サービスだ。App storeの教育部門ランキングで1位(2018年5月現在)の、大人気英会話アプリ。使用者は平均2.8ヶ月で、効果が実感できるのだとか。 


最近利用している人をよく見かける。先日、電車で隣に座っていた人も利用していた。もうもはや一ブロガーが紹介する必要もないくらい普及している感もあるが、まぁいいものはいくら紹介してもいいだろう。

登録~レッスンまで

スタディサプリEnglishは、無料でも週二回ほど利用できる。それ以上利用したい人は、一週間の無料期間後に月額980円の課金が必要だが、普通に安いと思う。

 
無料会員でも有料会員でも、以下のリンクから会員登録が可能だ。

スタディサプリ Englishの会員登録


会員登録が終了したあと、レベルチェックに入る。レベルチェックでは、ひたすらリスニング問題を解答する形式だ。


スタディサプリEnglishでは、各レベルに以下のような基準を設けている。


レベル1~3→ 英検3~5級 TOEIC500点
レベル4~5→ 英検2級 TOEIC600点
レベル6→ 英検2級 TOEIC700点
レベル7→ 英検準1級 TOEIC780点以上


レベルテストは一応設けられてはいるが、自分の感覚次第でコース変更は可能なので、簡単だなと思ったり、難しすぎたりしたら、その都度コースを変更できる。
 

さて、レベルチェックまで終われば、レッスンを開始出来る。レッスン作成の監修をした人物の紹介が一応あるが、正直このアプリでもっともいらないパートなので飛ばして構わない。


さて、いよいよレッスンである。


1レベルあたり、240レッスン(60時間分)のレッスンが用意されている。980円でこの分量は、結構気前が良いと思う。

 
1レッスンの流れは、以下の順で進んでいく。

ストーリーを聴く

クイズ(内容理解・単語)

ディクテーション(書き取り)

会話文チェック(日本語訳の確認)

なりきりスピーキング(復唱)

クイックレスポンス(表現を使った発話)


という流れ。


内容理解では、2~3分ほどのショートストーリーが英語で展開される。内容としては、1~3レベルくらいだと、食事とかそういう日常に関することが多いが、レベルが上がっていくにつれてカップルの別れ話など、シチュエーションのレベルも上がっていくという感じ。


ディクテーションでは、キャラクターによって発話される文を、1文字1文字打ち込んでいくという形式。

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この練習により、日本人にはなじみのない音まで聞き取る練習ができる。リスニング力向上が見込めるのは言うまでもない。


なりきりスピーキングは、いわゆるシャドーイングである。キャラクターの発話の後に、同じ分を自分で発音する。


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最後に、クイックレスポンス。これはそのレッスンで身に着けるべき会話表現を練習するパート。

例えば、これが、とあるレッスンで、身に着けるべき表現のテーマ。


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そして、会話シチュエーションが突如現れ、実際に会話を想定して練習してみよう、というわけである。


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後にまた話すが、特に普通に勉強していてサボりがちなディクテーションとシャドーイング、そしてクイックレスポンスが効率良く取り組めるところが良い。


スタディサプリEnglishを使うメリット

以下に、スタディサプリEnglishを利用して得られるメリットを挙げていく。私の主観的な意見や分析も多少入ってはいるが、参考になると思う。

継続しやすい

 
多くの人が、このスタディサプリEnglishの良さとして挙げている部分。継続のしやすさというのは、英語に限らず何かに上達する上で一番大切な要素だ。

 
さて、何故継続しやすいのか?という事に関して、私が感じた事を述べる。

 
物事を継続するには、

  • 行動障壁が低いこと
  • 日々の進捗が確認できる事

 
が必要になってくる。そして、スタディサプリEnglishは、上記二つを満たしていると感じる。どういうことか、以下に詳しく書いていく。


行動障壁が低い


行動障壁が低いというのは、目的の行動をするまでの手間があまり無いという事だ。例えば、ジョギングを習慣化したい時に、ランニングシューズをそばに置いておくという事をするだけで、一気に取り組みやすくなる。

 
スタディサプリEnglishは、取り組むまでの行動障壁が低い。アプリをインストールしておけば、スマホを眺める際に目に入る機会は自ずと多くなる。勉強したければ、アプリを開けば良いだけだ。

 
また、勉強法を考える必要も無い、というのも行動障壁を低くするポイントである。


例えば、とある英語テキストで、このように勉強して下さい!という事が、23ページにわたって書いてある。23ページにわたって、リスニングをし、問題を解き、シャドーイングをしてください、具体的な方法は...ということが書いてあったりする。そして、そのテキストには、シャドーイングをしやすくする工夫などされていなく、自分でCDを聞いて、ポーズしてシャドーイングしてください...という感じである。


説明長い。自分で工夫するのめんどくさい。しかも、やることは、スタディサプリEnglishと同じだ。だったら、スタディサプリEnglishでいいよね、という話になる。スタディサプリEnglishなら、勉強法も何もない。出てくるものを、そのままやればいい。


このように、「やるのだるい...」というのを抑えてくれているため、継続がしやすいのではないか、と考えられる。


日々の進捗が確認できる

さて、もう一つの特徴として、日々の進捗を勝手に管理してくれる、という機能がある。


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こんな話がある。

人を最もやる気にさせるのは、やりがいのある作業で進展が感じられるときだと、調査でも示されている。感じられる進歩は、ささやかなものでいい。ハーバード・ビジネススクールのテレサ・アマビールは言う。「各企業内での調査によると、社員に意欲を起こさせる最善の方法は、毎日の仕事で、容易に進歩が得られるようにする事でした。

実際、たえずささやかな成功が得られるほうが、ときどき大きな成功を手にするより、幸福感につながることがデータによって示されている。「大きな功績にしか関心を示さない者より、小さな成果を途切れなく感じている者のほうが、人生に対する満足感がニニ%高い」という。

2017年 飛鳥新社 「残酷すぎる成功法則」エリック・パーカー著/橘玲 監訳/竹中てる美 訳 131Pより引用

継続するのに大切なことは、時々ある大きな成果ではなく、一見くだらないと思いがちな、日々の小さな勲章だ、ということだ。そして、スタディサプリEnglishは、そんなものを与えてくれるのだ。


まぁ、継続というのは、どこまで行っても”自分次第”だ。いくら続けやすいとうたわれていても、今まで数々のものを断念してきた経験はあるだろう。しかし、少なくとも、継続をしやすくするための工夫は、ほかのどんな英語教材よりなされている、とは言えるだろう。

 

アウトプットの少なさを補える

さて、もう一つのメリットとして、スタディサプリEnglishを利用すれば、アウトプットの少なさを補える、というメリットがある。


英会話を勉強していて悩ましいのは、アウトプットの少なさだろう。


第2言語を話せるようになるためには、実際のアウトプット体験、または、アウトプットを意識しながらインプットをする必要がある事を、以下の記事で述べた事がある。

 
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実際に英語のアウトプットが頻繁に行える環境にあなたがいるのであれば問題ない。このままの調子で勉強を続けていけばいいだろう。

 
しかし、色々な意味で、アウトプットを頻繁に行うというのは難しい。例え留学をしたり英会話学校に通っていても、最初の方は物怖じして話せなかったりもするだろう。そもそも、そこまで気負いせずアウトプットがしやすい環境にいるというのも稀だ。

 
というわけで、英会話を勉強する人にとって、独学でやる部分がある程度必要になってくる。そして、その独学こそが、あなたの将来の英会話の習熟度を決めるという意見も、以前述べた。
 
www.longhardroadout.com


そして、その独学にぴったりなのが、スタディサプリEnglishだというわけだ。

 
例えば、アウトプットを意識したインプットという勉強をするのに、映画を使うという勉強法がある。映画を観て、気になったフレーズをメモしておいて、後で音読をするというような練習法だ。

 
出来る人であれば、この勉強法で問題ないと思う。しかし、この勉強法の問題点は、面倒、という点だ。


映画を観ながらフレーズをメモするという作業は、意外とめんどくさい。場合によっては巻き戻したりして聞き直す必要もあるので、映画が遅々として進まない。つまり、映画が楽しくなくなってしまうのである。

 
このように、アウトプットを意識したインプットには、上の話とかぶるが、若干の行動障壁がある。その行動障壁を低くして、アウトプットを意識したインプットに取り組みやすくしてくれているものが、スタディサプリEnglishというわけだ。

 
上で説明したように、スタディサプリEnglishでは、1レッスンにディクテーションとシャドーイングが組み込まれている。すべて終わらせないと、メダルがつかないのだ。

 
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この状態が、非常に気持ち悪いので、やりたくなる。しかも、ディクテーションする部分、シャドーイングする部分は、もう用意されているので、自分でフレーズをメモしておく必要がない。画面に現れるものを、そのままやればよい。


このように、アウトプットを意識したインプットへの行動障壁が低い→やる気になる、ので、取り組みやすいのだ。そして、アウトプットを意識したインプットを継続することにより、英語は話せるようになる。
 

スタディサプリEnglishのデメリット

さて、そんなスタディサプリEnglishにも、デメリットはある。筆者が感じたものや、ネットでの口コミを集計してまとめてみたので、参考にしてほしい。

あくまで独学用

スタディサプリEnglishはあくまで独学用である。


アウトプットを意識したインプットがしやすいという話をしたが、実際にアウトプットをした事になるわけでは無い。やはりあくまで、実際アウトプットする環境があるが、少ないアウトプットを補完するため、という使い方がベストである。


しかし、継続して利用すれば、スタディサプリEnglishの内容だけで、日常会話は問題なく出来るようにはなると思う。私は昔、留学経験もなく、特にアウトプットの環境も無いが、とても綺麗な英語を話す人物に会ったことがある。彼は、映画だけで英語を身につけたそうだ。スタディサプリEnglishにも、そういう力はあると思うので、ぜひそうなれるように頑張ってほしい。

単語や文法や体型的に学べない


スタディサプリEnglish 日常会話コースは、基本的に会話表現の習得にフォーカスを当てたレッスンを用意している。単語や文法を改めてやり直したい、という人は、別のテキストを併用する事を勧める。


また、日常会話コースは、TOEIC対策などにも適しているとは言えない。リスニング力の向上は当然見込めるが、TOEICに対応するには、別途TOEIC用のリスニング力を鍛える必要がある。


TOEIC対策用には、姉妹版のスタディサプリEnglish TOEIC対策コースをお勧めする。

データを食う

各レッスンは、ダウンロードをしないと受講できない。スマートフォンで受講する場合、Wifi環境でなければ、現状のデータプランの使用量から消費される形になるので、注意が必要だ。

スタディサプリEnglishを使用するべき人

以下に、スタディサプリEnglish、日常会話コースを使用の使用により、英会話力を飛躍させる事が出来るであろう人達の特徴を挙げていく。


  • アウトプットの少なさを補いたい人
  • 独学で行けるところまで行きたい人
  • 病的なまでに面倒くさがりだが、英語を身につけたい人
  • 月980円を”投資”と割り切れる人

というところだろう。私がまた英会話を練習する際は、間違いなく利用するだろう。

 

今度こそ、英語話せるようになろうぜ

日本人にとって英語習得は、とても難しい事は分かっているだろう。

しかし、適切な方法と道具、そして十分量のコミットメントを持てば、習得は可能だし、日本に居ながらににして相当レベルになった人もいる。

 
その適切な方法と道具として、スタディサプリEnglishはオススメできる。

 
ちなみに、通常は一週間の無料期間があるのだが、「TRY2016」というキャンペーンコードを申し込み時に入力すれば、その期間を一ヶ月に延長できる。「キャンペーンコード(任意)」という欄があるので、申し込みを進めていけばわかるだろう。


このキャンペーンがいつ終わるかわからないので、検討しているなら早いうちに申し込むのがいいだろう。

スタディサプリ Englishの会員登録
 

大学受験に失敗して絶望している君の為に、現実的な身の振り方を考える

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大学受験というものは、10代の若者が一番最初に経験するシビアな勝負だろう。理想の大学で理想のキャンパスライフへ憧れるあまり、この勝負が人生のほぼ全ての要素を決定するという感覚に陥っている若者も多い。

 
この大勝負で残念ながら敗者になってしまった人達も多い事だろう。恐らく、人生で初めて経験する強烈な敗北体験を自分の中で処理しきれない人達もいるはずだ。

 
今回は、大学受験に残念ながら失敗してしまったという人達に対して、適切な感情の処理の方法を提案していきたい。

大学受験失敗した時の感情

失敗する前まではあまり考えられないが、大学受験失敗後の絶望感というものは、想像を絶するものがある。


感じ方には確かに個人差があり、比較的ラフに受け止められる人も多い。しかし、絶望感から、「大学受験失敗 辛い」、「大学受験失敗 死にたい」とまで検索する人達も多いとなると、その絶望感は壮絶であり、かつ行き場のない感情をどう処理すれはいいか途方に暮れている人も多い事だろう。

 
実際問題として、この感情の処理の仕方を間違えると、処理の仕方を間違えると、人生に影を落とす問題になるのではないか、という懸念もある。


こんな話がある。

私自身が聞いた話を紹介すると、ある会社の50歳前後の男性の口癖は、「高校からA高校に入るのはむずかしいんだよ」ということ。
どういうことかと言うと、高校入試を経て超難関私立高校に入ったが、T大学に行けずK大学にすすんだとのこと。
K大卒として自信を持てばいいのに、コンプレックスを克服できずに、仕事も振るわず、50代にして窓際。
自分が輝いていた高校入試の成功体験にずっとしがみついて生きてしまっているのです。

2015年 実務教育出版 高濱正伸 「働くお母さんの子どもを伸ばす育て方」64Pより引用

この場合のT大学は東京大学、K大学は慶応義塾大学と推察される。K大卒として自信を持てばいいとか言いながら、著者の高濱氏は東京大学卒であるので、なかなかの嫌味をぶちかます著者である。


とまぁ、大学受験の失敗というものが、自分の人生全体に影響を及ぼすほど可能性を示す例である。

 
引用した例に限らず、大学受験の失敗というものがその後の人生にネガティブな影響を及ぼした例というのはよく聞く。だいたいが過去の大きな失敗で、この先も自分は敗者だというレッテルを貼ってしまう、というパターンが多いように思われる。
 

なぜこのように感じてしまうのか


大学受験の失敗など、受け取り方は個人差がある。「置かれた場所で咲けばいい」と、割とすぐに切り替えられる人もいる。また、その失敗を機に、一気に殻を破る輩もいたりする。トップYouTuberの一人、はじめしゃちょーにも、大学受験失敗の経歴があり、受験を通して「意味のないことに頑張れない人は、意味のある事にも頑張れない。」という、意味のよく分からない教訓を見出して頑張っていたりする。そもそも学歴などというものは、年齢を重ねていくにつれ、重要度は減っていく。今は分からないかもしれないが、本当にあまり考えなくなる。
 

確かに、大学受験の失敗とは、ストレスがかなり高いものだ。しかし、人生において、同等またはそれ以上のストレスレベルの体験というものはいくらでも起こりうる。離婚、失職、死別…など、人生の節目にこういった事は起こる。本人にとってのダメージの大きさは、それに対する思い入れや、一緒に過ごしてきた、携わってきた時間などで決まるのだろう。しかし、そこで死なないという決断をする以上、先に進まないわけにはいかないのだ。

 
つまり、側から見れば大学受験の失敗など、人生で起こる数ある失敗の1つであり、ある程度年齢を重ねれば、取るに足らないものである。

 
にもかかわらず、なぜ大学受験の失敗というものは、時にこれほど精神に大きな影響を及ぼすのか。
 

筆者の体験

と、ここまで冷めた感じで書いてきたが、私自身、その辛さというものはよくわかるつもりだ。


私など、大学受験の失敗などに飽き足らず、その他にも自分のキャリアの可能性を潰すどうしようもない失敗をたくさんしてきた。ここまで失敗ばかりなのもまた珍しいと思うが、それは当ブログで今までもいろいろ語ってきた。

www.longhardroadout.com



さて、大学受験の失敗は、何故辛いのか。

 
先程上で、人生の節目で起こりうるトラブルについて少し書いた。

 
もっと細かくあげれば、失恋、離婚、不本意な異動、失職、死別…等である。例え大学受験の段階で上手くいったとしても、人生でこれらの問題のどれか1つも経験しないことなどないだろう。

 
キャリアに関する厳しい現実などもいくらでも経験すると思うが、その最初に位置するのが大学受験の失敗なのだと思う。

 
私の父は、20代の頃芝居をやっていた。最近、その頃芝居を一緒にやっていた知人と再会したらしい。父は役者を辞めてしまったのだが、その知人は続けていたらしい。しかし、役者としてのキャリアは順調とは言えず、30代中盤の時に双極性障害を患ってしまったそうだ。

 
この話を聞いた時、大学受験の失敗も、このようなキャリアに関する厳しい現実と似たようなものなのだと感じた。

 
単純に、今まで自分がやってきた事が否定される感覚というのは、どう考えても辛い。いくら、この経験は糧になるとか、他人から言われようと(そしてそれが事実だろうと)、自分の努力が実らなかった経験というものは、人に無力感を覚えさせる。いくら他人のアドバイスが的を得ていようと、この感覚を消化しきれていない段階では、何の意味も持たない。だから、君たちはこのページに来たのだと推察される。

 
感情をきちんと処理し、考えられる最善の身の振り方を考えていこう。辛い気持ちは、一刻も早く消化してしまった方が良い。

最適な処理の方法

少し脅すような事を書いてしまったが、安心してほしい。適切な処理の仕方というものは存在する。

 
紹介する方法としては、ネットでよくあるような「自分を受け入れる」などという、「できれば苦労はしない」ようなものではなく、なるべく実用的な物を書いたつもりである。参考にしてほしい。

 

カウンセリングへ行く


手っ取り早く確実性が高い手段がこれだろう。医療機関、または民間のカウンセリングへ行き、あなたの胸の内を吐露するのだ。


カウンセリングとは基本的には、サポート業務である。カウンセラーがあなたの考えている事や感じていることの整理をし、辛さを軽減するためにはどうしたらよいか、前向きに動き出すにはどういう風に考えたらいいかということを一緒に考えていく、ということをしていく。NLP心理学を使ったカウンセリングなどは、ビジネスの研修に取り入れられていたりもする。

多少の金額はかかるが、一番手っ取り早く、回復する確率が高い手段だと思う。受験が終わってばかりで何もする気になれないかもしれないが、また次に目指すものを見つける一助にもなるはずだ。


カウンセリングの効果については、こちらの記事を読んでもらえれば確認できるだろう。

www.taitai-blog.com


私が通った事のあるものとして、以下のカウンセリングルームのリンクを貼っておく。こちらは、NLP心理学の要素を取り入れたもので、あなたの現在の心理的な問題点を明らかにし、次の行動を起こすための手助けをしていく場所だ。比較的安価なのもいいところだ。

cocolocourt.com

読書をする

世の中にはたくさんの良著があるが、特に大きなストレス体験後に立ち直るのを手助けする、メンタルヘルスの見地から書かれた書籍の中から二冊の良著を紹介する。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書


スタンフォード大学の健康心理学者ケリー・マクゴ二ガルの良著。今までの心理学の統計や自信が携わった調査の中から、強烈なストレス体験を上手に処理し、さらにはそこから成長するための科学的根拠のある方法論の数々を紹介していく。取り扱う事例としては、ベトナム戦争帰還兵や死別を経験した人々のPTSDなど、より重めのテーマが多いが、強いストレス体験という意味では参考になるだろう。私もこの本を読み、今まで失敗経験のままで大して振り返らなかった自身の経験を、人生の中でより意味を見いだすことができ、本当の意味で消化するきっかけになったと思う。

 
さらには、こちらも名著。

OPTION B~逆境、レジリエンス、そして喜び~


Facebook初の女性役員、シェリル・サンドバーグが、夫との死別の体験を乗り越えるために、心理学者のアダム・グラントに相談した内容をもとに、ストレス体験を乗り越えるための科学的方法論を、シェリル・サンドバークの実践の日々とともに書かれた本。上の「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」と類似の内容もあるが、こちらはどちらかというと、シェリル・サンドバーグの立ち直る日々にフォーカスを当てて、その中で適用できる方法論を紹介していく、というような感じ。

最初は結構、辛く、切ない。大学受験の失敗を忘れちゃうくらいの切なさだが、そんな彼女も今では立ち直っている。おすすめです。
 

まとめ

上で紹介した書籍「OPTION B」の中で、こんな話がある。

デーブがなくなってからわずか数週間後に、デーブが参加するはずだった父と子の催しのことでフィルに相談した。誰かにデーブの代わりをお願いする計画を二人で立てた。「でも、デーブにいてほしかった」と、つい弱音を吐いてしまった。フィルは私の方に手を回し、励ましてくれた。「オプションAはもう無理なんだ。ならば、オプションBをとことん使い倒そうじゃないか」。

完璧な人生なんてありえない。だからみんな、なんらかのかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない。この本は、だれもがオプションBをとことん使い倒せるようにするための本である。

2017年 日本経済新聞出版社 「オプションBー逆境、レジリエンス、そして喜び」 17Pより引用

 

大学受験の失敗を経験し、希望は叶わない事があるという事は分かったと思う。しかしながら、今後そういう局面というものは、人生に何度か訪れる。君の努力に関わらず、敗北やら喪失やらは、またいずれやって来る。

 
大学受験の失敗だけではなく、君は人生のいろんな局面で、オプションBを選ばざるを得ないときが来るだろう。時には受け入れがたいかもしれない。しかし、これを機に、受け入れがたいものを受け入れるという事を経験しておくという事は、後の選択にかならず良い影響を及ぼす。
 

君は、よく頑張ったと思う。今は無力感があり、何もしたくないだろう。とりあえず少し休み、後でゆっくり、今後の事を考えれ良い。

聞き流すだけで英語が話せるようになるのか!?留学経験者が語る、聞き流し英語勉強法の真実

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どうも、たかひろです。

 
今回は、「英語は聞き流すだけで話せるようになるのか」、という、少し前から議論されているテーマについて。


何年か前から話題となったこの勉強法。聞き流すだけである日突然英語が話せるようになるという触れ込みで、某有名英語テキストが大流行したのは記憶に新しいですね。


しかしながら、その効果については賛否両論。本当に英語が話せるようになった!!という人もいれば、「ふざけんなコラァァ!!」と言いながらそのテキストを机に叩きつける人まで、効果の現れ方は様々だったわけです。

 
僕もある程度の期間英語を勉強してきた人間として、この勉強法に対しての意見はあります。今回は、僕自身の経験といろいろと調べて得た情報を元に、聞き流し英語勉強法に関しての意見を述べたいと思います。

なぜ話題になったのか

そもそも、なぜこの聞き流し英語勉強法というものが話題になったのか。この経緯から振り返って見ましょう。


そもそもの発端は、プロゴルファーの石川遼さんが、某有名英語テキストを使って英会話を習得した、という触れ込みだったわけです。

 
www.youtube.com


当時の石川選手は、超多忙でした。しかし、そんな中でも、海外進出へ向けて英語を習得する必要があった。

 
そんな超多忙スケジュールの中で、彼が英会話習得に使用していたのが、某有名英語テキストだったわけです。

 
この映像を見ると、本当に、

 
移動中に聞き流しただけで、話せるようになった


と受け取ってしまいますね。


この頭に残る売り文句と、石川遼選手を広告塔に使ったこの商品は大流行。私の父も持っていました。


しかし、喋れるようにならねぇじゃねぇかふざけんな!という声もたくさんあったわけですね。

 
実際に英語が話せるようになった人もいるようなので、この「英語は聞き流すだけで話せるようになるのか?」というテーマは、いろんな人たちがその後話題に挙げて議論するようになります。(だいたいの人が反対意見です笑)

聞き流しの効果

さて、ここで、英語の聞き流しの効果について考えてみたいと思います。


某参考書が有名になった理由は、本当に聞き流すだけで、英語がある日突然口をついて出てくるようになる、という宣伝文句です。公式ホームページを見ても、また有名になった当時のCMを見ても、本当に聞き流すだけでよさそう、という印象は受けるような言い方です。今までいろんな方法にチャレンジし、駅前留学などもしたが英語を話せるようにならなかった人達にとって、もし本当に聞き流すだけで話せるようになるのなら画期的!という事で有名になったわけですね。

 
さて、聞き流しの効用としてよく引き合いに出されるのが、


赤ちゃんは、毎日聞き流すだけで話せるようになるではないか」という事。


だから、たとえ第二言語であっても、とにかく大量の英文を聞き流していれば話せるようになるだろう、という理屈です。


ここに関しては色々な意見がありますが、”脳の臨界期仮説”説が一番有名ではないでしょうか。

言語獲得および第二言語習得における臨界期仮説(りんかいきかせつ、英: critical period hypotheses)とは、臨界期とよばれる年齢を過ぎると言語の習得が不可能になるという仮説である。母語の習得および外国語の習得の両方に対して使われる。第一言語と第二言語の両方の習得に関して年齢が重要な要素となっていることは定説となっているが、はたして臨界期なるものが本当に存在するのか、また存在するとしたらそれがいつなのかなどについては長い議論があり、仮説の域を出ていない。

出典:臨界期仮説 - Wikipedia


この言語学習における脳の臨界期については、自分たちの経験からも、なんとなくありそうな気がしますよね。まだ仮説の域を出ていないのですが、かなり有力な説です。


まぁ臨界期のようにいろいろと聞き流しに対する反論というものが出ていて、大半の人は聞き流しだけでは、第二言語の習得は無理だと感じているようです。 


幼児も「聞き流すだけで話せる」ようにならないっぽい


第二言語の場合、聞き流すだけで話せるようにならないだろう、というのは、おおむね意見が一致するところだと思います。

しかも、第二言語どころか、第一言語でも「聞き流すだけで話せるようになる」への反証が見つかっています。

親が聴覚障害で言葉が話せなかったため、テレビを見て育った子供がいたのですが、ケースワーカーに発見されたときの言語能力は、テレビを理解する能力はあっても、話させると文法的にはかなり不自然だったといいます。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」68Pより引用

この事例は興味深いですよね。基本的に幼児は、毎日言語を聞き流すだけ話せるようになる印象です。引用に使わせていただいた書籍でも、毎日聞き流していただけで、ある日突然完ぺきな分を話し始める子供事例が紹介されています。しかしこちらのテレビを見て育った子供の事例では、文法的にはかなり不自然な言葉を話した、との事。


第二言語だけではなく、第一言語でも、聞き流しただけで話せるようになる人、ならない人がいるわけです。これはいったいどういうことなのか。単なる個人差で片づけていい問題なのでしょうか。

僕が一番納得している説明

第二言語だけではなく、第一言語でも、聞き流しただけで話せるようになる人、ならない人それぞれの事例が確認されています。この相反する事例に関して、先程も引用させて頂いている同じ本から、再度引用させていただきます。この説明が、今のところ、ぼくが一番納得している説明です。

 

では、突然話し始める子どもは、それまで何をしているのでしょう。おそらく、頭の中で、話すことを考えていると思われます。様々な理由で(性格的なものでしょうが)口には出さず、頭の中で文を組み立てる練習をしているのでしょう。そうでなければ、突然完全な文を話し始める事はできないはずです。この頭の中での「リハーサル」というのが、どうやらカギになりそうです。

テレビを見て育った子供のケースと受容的バイリンガルのケースは、どちらも、このリハーサルをする必要がなかったのでしょう。つまり、彼らのおかれた状況では、インプットを理解する必要はあっても、話す必要がない。だから、聞いてわかるための能力は身についたのですが、発話の練習を頭の中でしなかったのでしょう。そのために発話能力が発達しなかったのだと考えられます。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」70Pより引用

要は、話せるようになった子供は、アウトプットを意識していた、またはアウトプットを意識する環境があった、という事です。話せるようにならなかった子供は、アウトプットの必要性のない環境で育ったので、発話能力が発達しなかった、という事なわけです。


一般的な家庭での幼児は、毎日大人たちが話す言葉を聞きながらも、言語によるコミュニケーションの必要を感じて、日々アウトプットを意識しながら過ごしていると考えられる、というわけです。我々はどうやら、赤ちゃんを甘く見すぎていたようですね笑


ちなみにこの「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」という本、書店ではたまたま見かけて買ったのですが、なかなかの掘り出し物でした。第二言語習得論の基本的な部分を分かりやすく紹介してくれていて、第二言語習得に関する研究で分かっていることをを踏まえた上での勉強法なども紹介されています。どっかの誰かがテキトーに自分で試してよかった勉強法をブログで紹介しているのとは違い、ちゃんと学問としてわかっていることをベースに言語の習得について書かれているので、信頼できる内容。(笑)ボリュームも全部で120ページほどなので、外国語を勉強する上で一度は読んでおいて損は無い本だと思います。

 


石川遼選手は、聞き流しだけをしていたわけではない

さて、上の説明と、石川遼選手の場合を結びつけて考えて見ましょう。


石川遼選手は、超多忙のスケジュールの中で、スピードラーニングのようなひたすらにインプットをさせる教材を使用していたわけですが…

 
実際、アウトプットする環境はあったわけです。

 
上の動画でもお父さんが言っていた通り、ゴルフは3~4人で回る際に、絶対にコミュニケーションは必要になってくるわけです。インタビューとかもありますし。その際に、なんとか伝えようと、努力せざるを得ないじゃないですか。

 
つまり彼は、


英語のアウトプットの必要性に迫られる生活の中で聞き流し(インプット)を行なっていた

話せるようになった


というわけなので、赤ちゃんが第一言語を発話できるようになるまでのプロセスと同じプロセスを辿っているわけですね。

 
残念ながら、多くの「聞き流すだけで英語が話せるようになる!」という触れ込みで教材を購入し、本当に聞き流していただけの人は、上のテレビを見て育った子供と同じプロセスを辿ってしまった、ということになるでしょう。

子供に英語を勉強させたい場合は?

ここで一つ、考えてみたいケースがあります。


自分の子供は英語を話せるようになってほしい!と思い、幼い頃から英語を聞かせているという場合、かつ、あなたは特に英語は得意ではない場合は、どうなるでしょうか。

 
子供に本当に英語を聴き流させているだけだと、おそらく話せるようにはならないと思われます。これは、上のテレビを見て育った子供の事例を考えれば、予想はできますね。

 
やはり、話せるようになるためには、アウトプットを前提とした環境が必要という、当たり前と言えば当たり前の結論になります。

まとめ

「聞き流すだけで英語が話せるようになるのか!?留学経験者が語る、聞き流し英語勉強法の真実」

  • 本当に聞き流すだけという宣伝文句で、某有名テキストは流行した
  • 第二言語どころが第一言語でも、聞き流すだけでは話せるようにならない事例が確認されている
  • ”アウトプットを想定した”環境、または勉強法が必要

英会話上達の秘訣は独学にあった!独学が大切な理由とオススメ勉強法!

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どうも!


今回のテーマは、「英会話の独学」です。

 
英会話で独学って… ちょっとおかしく聞こえるかもしれません。しかし、僕は英会話習得の鍵は独学だと思っています。


英会話は当然、「会話」なので、アウトプットの量も当然重要です。しかし、そのあまり多くないアウトプットの機会を最大限に活かし、質を高めるのが独学するメリットだと思います。

 
独学の大切さは、僕だけが言っている事ではなく、他の著名人も述べていることですし、僕自身も、独学の時間を多く取り始めてからは自分の英語力の伸びを強く感じました。

 
というわけで今回は、英会話における独学の重要性と、実際に僕が実践した独学法について述べていきたいと思います。

 

物事の上達における、独学の重要性


英会話だけでなく、物事の上達において、独学の時間を取るという事は重要なようです。


その根拠となる調査があります。
 

バイオリン専攻の学生を三つのグループに分けた。第一のグループは、将来世界的なソリストになれるほどの実力を持つ学生たち。第二のグループは、「すぐれている」という評価にとどまる学生たち。第三のグループは、演奏者にはなれず、バイオリン教師を目指す学生たち。そして、全員に時間の使い方について同じ質問をした。

その結果、グループごとに驚くべき違いがあることが判明した。三つのグループが音楽関連の活動にかける時間は同じで、週に50時間以上だった。課題の練習にかける時間もほぼ同じだった。だが、上位の二つのグループは、音楽関連の時間の大半を個人練習にあてていた。具体的には、一週間に23.4時間、一日当たり3.5時間。それに対して、第三のグループが個人練習にあてる時間は一週間に9.3時間、一日あたり1.3時間だけだった。第一のグループの学生たちは、個人練習をもっとも重要な活動と評価していた。

2013年 講談社 スーザン・ケイン/古草秀子 訳 「内向型人間の時代」102Pより引用

 

この調査のポイントは、「活動に費やす時間が同じでも、一人での練習時間を多く取っている人ほど、評価が高い」という部分でしょう。

 
活動時間が同じであれば、たとえ一人で練習しようが、グループで練習しようが、関係ないように思えます。しかし実際は、一人でその活動に費やす時間の割合が高い人ほど、評価が高いのです。


なぜ独学の時間というのは、これほどの差を生むのか。その理由に関しては引用した本では触れられてはいないのですが、独学の時間を多くとっている人ほど技術の向上が認められているというのは事実です。

 
流石に英会話の場合は、この調査のヴァイオリンと完全に置き換える事は難しいとは思います。なぜなら、実際のコミュニケーションの絶対量はある程度必要だからです。

 
しかし、英会話でも、この効果的な独学をすることにより、あなたの英会話力を底上げすることは可能でしょう。

英会話で独学って意味あるの?


さて、ここまで読んで頂いた方で、とある疑問がある方もいると思います。

 
それは、英会話における独学って、果たしてどれくらい効果があるの?という部分だとおもいます。


効果がなくは無いだろうな… とはなんとなく分かりますが、結局は実際の会話の経験を積まないと、英会話力は向上しないのではないか?という疑問です。


実際、英会話を独学で練習し、かなりのレベルになったという人は結構います。こちらの動画の人みたいな人って、結構いるものです。

www.youtube.com


さて、結論から言うと、「英会話の独学は、アウトプットを意識しながらやると、効果が高いっぽい」と言えるっぽいです。なぜこんな事が言えるのか、とある書籍からの根拠があるので紹介させて頂きます。長くなりそうなので、勉強法を先にある知りたい方は飛ばしてください笑

なかなか話し始めないが、話し始めたら完全な正しい文を話した、という子供の話を聞いたことがあるでしょうか。以前、一般向けの講演会で七〇人くらいの聴衆に聞いてみたところ、一〇人ほどが、そのような子供を直接知っている、と答えていたので、実際かなりいるようです。

(中略)

このようなケースは、言語習得そのものは、話す練習をしなくても起こる、という証拠と言えるでしょう。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」64Pより引用

 
今引用しているのは一部の例だけですが、この書籍の中では、ほかにもいくつかの「インプットだけしかしていないように思われるのに会話ができるようになった例」が紹介されています。
 

しかし一方で、こんな話も紹介されています。

親が聴覚障害で言葉が話せなかったため、テレビを見て育った子供がいたのですが、ケースワーカーに発見されたときの言語能力は、テレビを理解する能力はあっても、話させると文法的にはかなり不自然だったといいます。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」68Pより引用

 
普段会話する環境はなく、テレビをひたすら聞いて育った子供。先ほどの「インプットだけでも会話できるようになるっぽい」事例を考えると、テレビだけでも話せるようになってもおかしくありません。しかし、実際には文法的にかなりおかしい英語を話した、という事例です。


この相反する事例をどう結論付けるのか。この話が書かれている本、「外国語学習に成功する人、しない人」の著者、白井恭弘氏は、なぜこのような現象が起こるかについての仮説をこのように述べています。

では、突然話し始める子どもは、それまで何をしているのでしょう。おそらく、頭の中で、話すことを考えていると思われます。様々な理由で(性格的なものでしょうが)口には出さず、頭の中で文を組み立てる練習をしているのでしょう。そうでなければ、突然完全な文を話し始める事はできないはずです。この頭の中での「リハーサル」というのが、どうやらカギになりそうです。

テレビを見て育った子供のケースと受容的バイリンガルのケースは、どちらも、このリハーサルをする必要がなかったのでしょう。つまり、彼らのおかれた状況では、インプットを理解する必要はあっても、話す必要がない。だから、聞いてわかるための能力は身についたのですが、発話の練習を頭の中でしなかったのでしょう。そのために発話能力が発達しなかったのだと考えられます。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」70Pより引用


要は、アウトプットを想定しながらやれば、インプットだけでもかなり話せるようになる可能性はある、という事です。


ちなみにこの「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」という本、書店ではたまたま見かけて買ったのですが、なかなかの掘り出し物でした。第2言語習得論の基本的な部分を分かりやすく紹介してくれていて、第2言語習得に関する研究で分かっていることをを踏まえた上での勉強法なども紹介されています。英語を勉強する上で、読んでおいて損は無い本なので、是非一度読んでみてください。

 

 

僕の英会話独学体験談


僕自身も、英会話を独学し始めた頃から、急速な伸びを実感するようになりました。

それまでは、本格的に英会話を学び始めてから2年ほど、「自分の英語、なんかパッとしないな…」という感覚を持ちながら過ごしていました。

しかし、実際のコミュニケーション以外での「独学」の時間を設けてからは、発音が良くなり、以前よりも表現パターンがスムーズに頭にうかぶようになったというはっきりとした実感を得られるようになりました。そこからは、僕の英会話力は、右肩上がりで上がっていきました。


理由としては、自分の時間を使い、自分の今までの英会話や発音などを振り返る時間をとったお陰で、今まで「何となく」で乗り切っていた表現などをちゃんと身につけることが出来たからでしょう。また、イメージトレーニングなどもやって、「擬似アウトプット体験」ができたことのより、アウトプット時間の少なさを補えたことも、自分の英会話力が向上した理由の一つだと思います。


僕は元来、ガチの怠け者モラトリアムニート人間なので、独学の時間をさほど多くとったわけではありません。週に2~3時間ほどしかやっていないと思います。


しかし、実感する程の効果を得られたので、たとえ少しでも独学の時間を設ける事はかならずあなたの英会話力向上に繋がると思います。

 

僕が独学の時間でやった事


僕が実際、週2~3時間程の独学の時間でやった勉強内容を紹介します。参考にしてみてください。

直近の自分の発言を思い出す

まず一番最初にやった事は、「直近の自分の発言を思い出す」事です。

 
「あの時、とっさになんて言えばいいか分からなかったからテキトーに言っちゃったな…」という場面を、出来る限り思い出します。まぁ覚えていない事が大半なので、出来る限りでオーケーです。

 
で、正しい言い方を調べて、音読をして終了です。


例えば、「そういえばこの前、”Do I look like drunk?"っていっちゃたけど、正しくは”Do I look drunk?”だよな...」とか。こんな感じの細かいことを思い出して、正しく読み直します。


これをすることによって、間違いを正して、次はちゃんと言えるようになるわけです。

インプット+擬似アウトプット勉強法

後は、海外の映画やドラマなどを観て、「こういう時にこういう表現を使うのか」と思ったものをメモして、音読するという事もやっていました。


僕は勝手に、インプット+擬似アウトプット勉強法と呼んでいます。その名の通り、シチュエーションなども含めてインプットをし、そのシチュエーションを思い浮かべながら音読(擬似アウトプット)をすることにより、アウトプットの少なさをカバーする勉強法です。


ポイントとしては、アウトプットを想定しながらインプットをすることです。アウトプットする場面をイメージすることの大切さは、先ほど上でも述べましたね。

 
僕は海外のドラマやアニメを観ながらやっていたのですが、スタディサプリEnglishを使ってもいいと思います。


スタディサプリEnglishを見てみる
 

映画やアニメなどを見ながらやるのは、楽しみながらできていいのですが、どうしても映画っていう娯楽に、勉強要素が入り込んできてしまうのが難点。セリフをメモするのにいちいちポーズしなきゃいけないですしね。この作業は、結構面倒で、映画を純粋に楽しめない、というデメリットがありました。

 
スタディサプリイングリッシュの場合は、ちょっと勉強色か強くはなりますが、日常のありそうなシチュエーションが4~5分でまとめられていて、レッスンごとに覚えるべきフレーズも絞られて用意されています。


そのシチュエーション内で発言されたものほぼ全てをシャドーイング出来るパートもあるので、擬似アウトプット体験もこれでできます。スピーキングのインプット+擬似アウトプットであれば、正直このアプリ一つで事足りるのではないかと。

 
なので最近超絶オススメしていますが、月額980円というところと、勉強色が強くなってしまうところがデメリットと言えます。


スタディサプリEnglishについて詳しくはこちらのページにも書いてあるので、参考に読んでみてください。

www.longhardroadout.com

まとめ

「英会話上達の秘訣は独学にあった!独学が大切な理由とオススメ勉強法!」
 

  • 物事の上達において、「独学」は重要
  • 英会話においての独学は”アウトプットを想定したインプット”が重要
  • おススメは勉強法は、「直近の自分の発言を思い出すこと」と「インプット+擬似アウトプット勉強法」

 

  

なぜ英文法は重要なのか?元英語オタクが解説します!

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どうも! 


最近英語熱が復活してきているので、また英語に関しては考える時間が多い今日この頃。TOEICでもまた受けてみようかなーと考えています。


というわけで、今回のテーマは、「英文法」でございます。


みんなが敬遠しがちな英文法。英語学習の項目の中で、圧倒的に不人気という印象があります。

 
しかし僕は、英語学習において英文法は、単語学習よりも重要だと思っています。英文法をしっかりやるだけで、その後の英語力の伸びのスピードも変わってくると思っているので、敬遠すると逆に英語力の伸び悩みに苦しむ事になるかと思います。

 
英語を学習するなら、どうせなら文法をしっかりやってガチ勢っぽい英語を身につけてほしいので、参考にしてみてください。

なぜ英文法を敬遠するのか


英文法の学習は、とにかく不人気です。特に、英語でコミュニケーションを取れるようになりたいという人達にとっては、英文法はまるで親の仇のごとき扱いです。


なぜ英文法の学習はこんなにも嫌われているのか。それを考えるに当たって、こちらの記事が参考になりました。


www.rarejob.com


要約すると、次のようになります。


  • 小学校~高校まで、日本の英語教育は文法偏重である
  • 現状、多くの日本人は英語でのコミュニケーションは得意とは言えない
  • グローバル化に伴い、英語におけるコミュニケーション力向上に皆重点を置き始めた

→文法偏重の教育では話せるようにならなかったので、文法をやる事が疑問視されている


という事で、要は、

 
英文法をやっても、英語話せるようにならないじゃないか!!

 
と、皆さんが思っているという事です。
 

My another friendの何が違う?


さて、ちょっと話が変わります。


突然ですが、ここで英文法に関するクイズを出したいと思います。これが出来たら、多分TOEIC900点くらい取れると思う、というくらい、出来る人が少ない問題です。


”My another friend”


という語句、実は文法的に間違っています。どこが間違っているのかを説明し、正しく直してください。答えは2つあります。

 

 

考え中。

 

 


 

考え中。

 

 

 

 

 
考え中。

 

 

 

 

 


… はい、終了!

 

出来ましたか?

 

まずは正解はAnother friend of mineか、My other friend、です。(なぜこの答えになるのかは、今回の記事の一番下に書いてあります。)
 

これ、出来ましたか?正直、出来てたらこの記事読む必要ないです。



なんでこんな問題を出すかというと、My another friendのような、一見間違っていない語句を会話でいうと、ネイティブに笑われる可能性があるからです。

 
大した問題ではないじゃん、と思うかもしれません。間違っているからなんなの?伝わればいいじゃん、と。

 
英語を学習し始めて間もない頃は、それでいいです。とにかく伝えることに集中しましょう。

 
しかし、”伝わればいい”をずっと繰り返して、反省もなく間違いを改める事もしないという態度だと、当然あなたの英語は向上しませんので、注意してください。

英文法不要論に対する僕の意見

さて、巷の英文法不要論の話に戻ります。

確かに、英文法を勉強しても、今までコミュニケーションに役立ったという感覚がある人は少ないのでしょう。

そういう人達の意見としてよくあるものが、以下の二つだと思います。

  • 文法偏重の日本の英語教育で、話せるようにならなかった
  • 気にしすぎると、言いたい事が言えなくなってしまう
  • ネイティブスピーカーも、話すときに文法を間違える


このことに関しての僕の意見を述べたいと思います。

文法偏重の日本の英語教育で、話せるようにならなかった

日本では、中学校~高校までの6年間で英語を勉強しますが、たいていの人は話せるようになりません。

それは、日本の英語教育が英文法に偏っているためである、と大半の人が認識しているのだと思います。

上の参考記事でも述べられていましたが、多くの日本人が英語を話せないのは、文法に偏った勉強をしているせいではなく、単に英語でのコミュニケーションの絶対量、要はアウトプットが足りないだけです。

アウトプットとかいう小難しい単語を使ってしまいましたが、要は英語で話す練習が単に足りないだけ。

だから、文法偏重の指導を見直そう、というと、ちょっと努力のベクトルが違うような気がします。

英語でのアウトプットの量を増やす方向に、指導なり勉強法を変える、というほうが、方向性としては正しいのでは?と思います。

気にしすぎるといいたいことが言えなくなってしまう

彼らの1番の主張は、文法を気にしすぎると、言いたい事が言えなくなってしまう、というものです。

 
これは、確かにその通りですね。英語のコミュニケーションにおいては、何も言えないというのは一番良くないので、僕も常にガッチガチに文法を気にするべき、だとは思っていません。

 
僕が文法を大切にするべきだと思う理由は、ただ単に、「あ、あの時間違っちゃったな…」という部分を、素直に認め、次に正しく言えるようにという向上の姿勢を持っていようよ、という事です。そうでないと、いつまでも微妙な英語のままで終わってしまうよ、ということなのです。


留学中に海外生活が長い人にたくさん会いました。また、日本に来てからも、英語圏出身の人を夫・妻に持つ人とも交流がありました。


そういう人達は、ネイティブ並みの英語力を誇っていそうなのですが、実は、微妙な英語を話す人達がたくさん、もうたっくさんいます。

 
上の例のようにMy another friendと言ったりとか。

 
I have a questions.と言ったりとか。



こういうのはすべて、文法なんてどうでもいいとおもっていることに起因しているのです。

確かに、コミュニケーションですから、伝える気持ちというものが一番大切ですし、間違ってもいいから何か話すべきです。

だけど、間違っていることを改めないでいると、進歩のない人だと思われるだけです。

「いつまでたっても、この人の英語は上達しない」と思われたいですか?という話です。

ネイティブだって間違えるじゃないか

こちらの意見もよく聞きます。ネイティブだって、英語を話している時に文法を間違えているじゃないか、と。

確かに、これも正しい。そもそも日本人だって、話している時に完璧な文法で話している人など誰もいないし、むしろ間違いだらけでしょう。

 
しかし、これに関しては、慣用表現として受け入れられる範囲の文法間違いであれば、という条件がつきます。

 
日本語でいうと、


「全然大丈夫」

 
という表現を、皆さん日常的に使っているかと思います。

 
この表現は、文法的には正しくありません。本来、「全然~」という表現は、「全然~ない」とセットで使われるものですが、日常的に生活でここを気にしている人は皆無でしょう。つまりこれは、慣用表現として受け入れられている文法的な間違いなわけで、使っちゃって全然オッケーなわけです。

 
しかし一方で、こんな日本語を話す人もいないわけです。

www.youtube.com


英語も同じです。


例えば、I don’t know who is he.というネイティブは、確かにいます。

 
しかし、上のAnother friend of mineをmy another friendというネイティブは、一人もいませんよ、という話です。


英語ネイティブが文法的におかしい表現をつかっているからといって、我々が日本人の感覚で英文法を間違えて話す、ということは、根本的に別な話なのです。

英文法を学ぶメリット

英文法を学ぶことには、笑われるのを防ぐ、ということ以外にもメリットがありますので、そちらについてお話しします。

単語より覚える項目は少ない

英文法も英単語も、勉強すると英語がより分かるようになるという効果があります。

そして英文法の場合、英単語より圧倒的に覚える項目が少ないのです。 

僕のそもそもの疑問が、なぜ覚えるものが星の数ほどある英単語を覚える事はみんな心血を注ぎ、覚えるものが単語よりはるかに少ない英文法はおざなりにするのか、という事です。


大体の理由が、単語の方が覚えやすいし、英語を勉強した気になるから、だとは思いますが。


英文法はたしかに、一項目覚えるのに時間がかかります。そして、一つ覚えるのに多少の理論みたいなものも付随してくるという部分はあるでしょう。


しかしそれでも、英単語より覚えるものは圧倒的に少ないのです。


英文法は、本気を出せば、英会話や留学に必要な程度のものであれば半年~一年で終わります。


しかし英単語は、覚えることに終わりがないわけですよ。


あなたが本当に英語初心者であれば、単語一つ覚えるごとの効果というのは実感しやすいと思います。あまりにも頻出のものを覚えていくので、今日覚えたものが明日出てくるなんてことがありえるからです。


しかし、英語に習熟して行くにつれ、その効果は薄れます。覚えても覚えても、その覚えた単語と出会う確率は、あなたが英語に習熟していくにつれ低くなるという現象が起こります。


この辺のことは、こちらの記事にも詳しく書いてあるので、参考にしてみてください。

www.longhardroadout.com


英単語も英文法も、どちらも英文の理解を助けるものですが、英文法の方が遥かに短時間で終わるので、まずその認識を持っておきましょう。 

ネイティブ対応のステージが一つ上がる

もう一つの効果は、主にコミュニケーション面でのものです。


英文法に精通し、ある程度正しく英語が話せるようになると、ネイティブの対応の仕方が変わります。


どう変わるかというと、「あ、この人英語ちゃんとわかるな」と感じ取り、それに合わせたレベルで話してくるようになるのです。


僕はアメリカにいましたが、アメリカ人は優しいので、どんなに下手な英語でも「うんうん」と聞いてくれる人は比較的多いです。そして、あなたのレベルに応じて、話すスピードも変えてくれます。


あなたが英語ちゃんとわかっている感を出すと、当然ネイティブも話すスピードが速くなり、あなたを「英語が分かる人」として対応します。


非ネイティブとしては頑張ってついて行こうとするわけなので、必然的にあなたのスピーキングのレベルも上がっていく、というわけです。

まとめ

「なぜ英文法は重要なのか?元英語オタクが解説します!」

  • スピーキングに活きないと思われがち
  • 日本人感覚で間違った英文法を使うのはおすすめしない
  • 単語よりも覚える項目は少ない
  • 英文法に気を付けていると、ネイティブから英語ができる人と認識されやすい


*Another=an+other。a、the、this、that、these、those、some、anyのような”不定冠詞および冠詞相当語句”とmyなどの所有格は、一つの単語に二つは使えません。my a friendとかa my friendのようには使えないのと同じ。my another friend だと、friendという単語にmyとan両方使っていることになるので、文法的に正しくない。

なので、単純にanを落とす"my other friend"が一つ目の正解。

ちなみに、こういう「所有格も冠詞も一緒に使いたい場合」だと、「不定冠詞および冠詞相当語句+名刺+of+所有代名詞」の語順になります。なので、"another friend of mine"が二つ目の正解。ややこしくてすいません!

”意識高い系”留学とか無理!意識低いままで留学を乗り越える方法

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どうも、たかひろです。

 
今回のテーマは、”意識高い系”です。

 
数年前から定着し始めたこのワード。一般にメインとする学生、あるいは社会人としての活動以外にも、数々のアクティビティに参加し、人脈を広げつつ自己を高めていくというとライフスタイルを持った人達を指す、という認識です。

 
彼らは自身の日々の活動をSNSなどにアップし、「刺激を受けた」とか「後悔しないように」などと所感を発信するというと特徴があり、この性質からウザいと思われることもしばしばあります。


留学においても、この意識高い系の学生たちは当然存在し、ただでさえウザいのに、英語交じりのコミュニケーションなどを入れそのウザさを増幅させる傾向があります。

 
そんな意識高い系たちに対していろんな感情を抱く人達がいるかと思いますが、僕も思うところを書いてみたいと思います。僕も昔から悩んでいたテーマでしたが、最近ようやく僕なりの回答が出たので、それを共有したいと思います。

 

留学における意識高い系の人達とはどんな人たち?

留学における「意識高い系」とは、どんな人達でしょうか。


僕のイメージでは、クラスで英語で物怖じせず発言し、課題も上手にこなしながら課外活動へ勤しむ。


就職は、課外活動の面も評価され、上手くいくという印象です。


フェイスブックやインスタグラムでパーティやボランティアの写真をアップし、上手く人脈を作っていく。どう、充実してるっしょ?と言わんばかりです。


充実感アピールもどことなくウザいし、なんかこういう人達だけがうまくいくような感覚を持っちゃいますよね。

 

僕も同じだったのでよく分かります。
 

意識高い系の人達の本質

彼らがウザいウザくないは置いておいて、とりあえず彼らの意識高い行動の本質や、その行動がもたらすメリットについて考えてみたいと思います。

やりたい事をやっている


僕が思うに、彼らのベースは


やりたい事をやっている


ということだと思います。

 
仲良くなった人達に、たまたま何かしらのアクティビティに誘われた

興味があったから行ってみた


というだけです。


彼らは、面白そうとか、何かしらの経験になるとか、将来の糧になるとか、そういったことに躊躇なく飛び込んでいけるのです。

 
そして、実際に自分はこんな事やったんだよーというのをSNSで発信する。


それだけの事です。そして、この行動には少なからずメリットはあるでしょう。

 

更なる出会いがある

当然、何かしらの活動に参加すれば、必然的に新たな出会いがあります。

 
そこで、いろんな人に触発される機会も、必然的に多くなるわけです。
 

例えば、とある日本人コミュニティに参加していた、僕の後輩。

 
彼は、なんとなく留学したい、でアメリカに留学していたタイプです。留学当初は、特に意識高い系であるという印象も受けず、将来の展望もあるように見えませんでした。


しかし彼は、興味のある事に飛び込んでいけるという外交的な性格を持っていました。


その日本人コミュニティで様々な人と出会い、彼らが将来を真剣に考えている事を知り、自分も将来について真剣に考え始めます。

 
「自分は将来何がしたいのだろうか」


「どんな仕事で、どれくらいの収入を得たいのだろうか」


「どんな場所で働きたいのだろうか」
 

という事を真剣に考え始めていました。


久しぶりに彼に会った時に、彼は立派な意識高い系に成長していました。

チャンスが巡って来やすい

 
このように、意識高い系の人達は、自身の将来というものをとてもよく考えている、または考える機会を得やすい、という特徴があります。


さまざまな課外活動への参加で必然的に出会いは増えるので、触発される機会が多い。その度に考えるので、将来について考える機会が多く、将来のビジョンを描きやすい。

 
さらには、その将来を考えていて、自分の将来のビジョンのベースが出来上がってくると、チャンスが巡ってきやすいというのも特徴でしょう。
 

流れとしては、


数々のアクティビティに参加し、将来について考え始める

おぼろげながら将来やりたいことが見えてくる

さらにいろいろな出会いの場へ行き、そこで出会った人達に、「自分、こんなことやりたいんすよね」と話す

「え、じゃあこんな話あるんだけど、興味ある?」と、新たな活動の場へ誘われる


のような流れです。この一連の流れの中で、彼らはSNSを使い、人をうらやましがらせる、というわけですね。


というわけです。

 

意識高い系はなぜウザいのか


というわけで、彼らの本質をまとめると、

  • 面白そうなこと、興味がありそうなことに飛び込んでいけるという性格がベースにある
  • 出会いが増え、触発されやすい
  • 触発された結果、将来を考えやすい
  • 将来を考える+持ち前の正確により、チャンスが巡ってきやすい


となるわけで、要はちゃんと将来を考えている、行動的な若者、なわけです。そう、彼らは実際問題として、結構偉いのですwww


その彼らがなぜウザいという印象を持たれやすいかというと、周りからの嫉妬ということに集約されるのではないでしょうか。


彼らは、日々何かに飛び込んでいます。そしてそれをSNSにアップします。


彼らからしてみれば、自分のやったこと+所感を述べているだけなのでしょうが、そもそもSNSという媒体自体が、人の嫉妬心を喚起しやすいという特徴があります。

ドイツで600人を対象に行われた調査によれば、3人に1人がSNSにログインした前と後ではログインした後の方が気分が悪いと答えており、特にバケーションの写真を見た時にこの傾向が強く、さらにフェイスブックをよく使う人は、自分の投稿をアップできないと不満になると感じた人も多くいたとこのリサーチは伝えており、ミシガン大学が82人を対象に2週間行った調査でも、同じような傾向が見られました。

「フェイスブックをある一定回数、使った人は次回友人にテキストメッセージを送る時、あまり良い気分にはならなかった。2週間、持続的にフェイスブックを使い続けた人は、明らかに人生の満足度が低下していた。」

出典:https://lrandcom.com/being_yourself


意識高い系の人たちは、常に充実してる生活の投稿を行うため、他人の嫉妬心を喚起しやすいのです。


少なくとも、将来は見据えている


彼らの振る舞いに対し、嫉妬を抱く人も多いでしょう。


よくわからないメッセージ、あるいは英語交じりのメッセージを込めて投稿するタイプだと、ウザさを増幅します。(人生は一度きり!とか、周りの意識高い人間の誰かは一度は発信したことがありませんか?ウザいですよね)。


しかし彼らは少なくとも、将来を見据えた行動はしています。

 
僕は彼らに拒否感を抱いていた当時の心境は、


彼らは将来を見据えた行動をしている。しかし、自分は、未だに何も将来の展望がない。しかし、そこを認めたくない。


という感じだったわけです。
 

意識高い系の人達の華々しい生活を見てウザいと感じてしまう人たちは、そんなに行動できるタイプではないのでしょうし、将来の展望もないのかもしれません。
 

彼らのようになりたいのか


さて、ここまで自問して欲しいのですが、

 
彼らのようになりたいですか?

 
ここは、僕の天邪鬼な部分なのかもしれませんが、


彼らが達成していることとか、得ているものとかには羨んでいても、彼らのようになりたいとは思っていない、ということに気づきました。
 

これが意識低い系の留学を経てたどり着いた答えでした。

 
この考えにたどり着いて、ようやく、

 
彼らは彼らの方向性で頑張っている。彼らのゴールを目指している。だから、自分は自分の留学のゴールを目指そう。

 
と心から思えて、比較の世界から抜け出すことが出来ました。

 
意識高い系の人達は、自分のゴールを見据えて、それに少しでもためになる活動をしていた。その結果、人脈だったり、仕事だったりと、輝かしいものを得たのでしょう。

 
その功績やら得ているものの表面的な華々しさ騙されていて、本質的な事を見失っていました。


つまり、自分のゴールを見据えて、その達成のために動いていれば良いのです。

 

意識高い系がウザくなくなるには


意識高い系がウザい、と思う感情の裏には、自身の嫉妬心が少なからず絡んでいるわけです(まぁ彼らのリア充アピールや寒いメッセージもどうかと思いますが)。

 
この感情を解消するにはやはり、このブログで一貫してお伝えしたいテーマ、「将来のビジョンを描く」ということで実現できるのかと思われます。
 

将来のビジョンを考えて、到達したい地点を考える。そしてそこから逆算すると、今やるべきことが明確になるというものです。

 
”意識高い系”は、その行動力ゆえにこの将来のビジョンを見出す可能性が高いですが、何も彼らのようになる必要はなく、考えてみればいいだけの話です。


留学、というか人生においての”目的意識”があれば、比較とか、羨望とかの感情は、少しはやわらぐと思います。彼らは彼らで、自分は自分、と思えますから。


僕は、流されるままの人生を送ってきました。ただ居心地がいいという理由だけでずっとその場にいて、将来の事を考えた事などない、根っからのモラトリアム人間です。そんな時代は、もう確かに嫉妬ばかりでしたよ。


しかし、いろいろなことが起こり、その中で目的意識がはっきりとし始めてからは、嫉妬という感情からは少しは解放されました。

www.longhardroadout.com


なので、将来のビジョンをまず時間をかけて考えてみたらいいのでないでしょうか。そして、そのためには何が必要かというのを割り出しましょう。

 

まとめ

「”意識高い系”留学とか無理!意識低いままで留学を乗り越える方法」

  • 彼らは行動力が高いため、出会いが多く将来を考える機会が多い
  • 結果、将来を見据えた行動をとり、さらにチャンスが巡ってきやすい
  • ”ウザさ”の大部分は嫉妬心だと思われる
  • 留学における目的意識がしっかりすれば、嫉妬はなくなる