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英単語帳暗記は非効率!?元英語オタクが語る英単語長不要論

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どうも、たかひろです。

久々に、英語勉強の方法論について書きます。今回は、英単語暗記の必要性についてです。

意見が分かれるところだとは思いますが、僕は根っからの単語帳不要派です。


しかし、英単語帳を今すぐ捨てろ!と言うほどの過激派ではないため、元英語オタクとして考えてみた事を書いてみます。参考になったら幸いです。

 

英単語の暗記が効果的とされる理由


昔聞いたことのある意見に、

 
「とにかく英語は、単語力だ」

 
というものがありました。シンプルで力強い言葉ですね笑


その裏にある理論は、

 
「英文解釈の時に、解釈する文が知っている単語だらけだったら、大意は把握できるようになる。」

 
との事です。だから、単語帳を一冊擦り切れるまで覚え倒すべきだと。

一理あるなぁ、と思い、僕も英単語のインプット偏重の勉強法を試していた時期があります。

上の意見って、確かにその通りだと思います。

例えばこちらの英文。

A recent geological study has found a correlation between the temperature of the Earth's crust and the elevation of its surface.

昔使ってたTOEFLの参考書からテキトーに引っ張ってきました。この一文は、文構造はそんなに難しくありません。こんな感じの、シンプルな文に、よく分からない単語がぽつぽつとある状態ですね。多分気になる単語としては、


geological, correlation, crust, elevation, surface


といったところでしょうか。

つまり上の例文は、ちょっと難しい5つの単語を知ってさえいれば解釈できます。あまりなじみのない単語だと思うのでぱっと見難しい文に見えますが、単語さえわかればわかる文です。(ちなみに意味は、「最近の地質学の研究で、地殻の温度とその表面の上昇具合の間の相関関係が発見された。」みたいな意味です。和訳下手ですみません。)


これだったら確かに、単語力というものがものを言うでしょう。geological, corrlation, crust, elevation, surface という単語が分かるだけで、この英文は解釈出来ます。

というわけで、単語力があれば英文が読めるようになるというのは一理あると思うので、単語力があるのに越したことはないのです。

単語帳を使うことは効率的なのか

上で言ったようなことが起こるためには、単語を知っている必要がある訳ですね。

だから、ゴリゴリ覚える。とにかく覚える。覚えた単語が長文の中に出てくれば、その英文の意味は大体分かる。


しかし問題なのは、

 

  • 覚えた単語がちゃんと出てくるという確率
  • ちゃんと覚えられるのか


という部分だと思います。


それぞれについて考えていきます。

覚えた単語が明日読む長文に出てくるか?

単語帳を使って英単語を覚えるという勉強を採用している方に聞きたい事があります。


単語帳をひたすらゴリゴリ覚えていく勉強法をしていて、実際にTOEICやらTOEFLを受けてみるとして、、、


その単語帳で学習した単語を、試験本番に認識した事がどれくらいありますか?

 
試験本番で英文を読んでいて、

「あ、これあの単語帳に載っていた単語だ!!やっててよかったぁ~」

ってなった事がどれくらいありますか。

こういう経験が多い!という人は、そのまま英単語暗記を続けていって問題ないと思います。

僕はこの経験がとてつもなく少ない気がしたので、今まで感覚的に英単語暗記というものは避けてきました。

こういうのを、ちゃんとデータを取っているヒマな人がいれば、単語帳の有用性を証明できるんですが、そんな人いませんよねw

でも、基本的に英単語を覚えるという勉強というのは、いつ出会うか分からないものを覚えるという事です。

いつ出会うかは分からないが、出会う確率が比較的高いものを覚えるという事は効率がいいと言えます。

 
流石にTOEIC400点以下くらいの人だと、覚えるべき単語は頻出過ぎるものである可能性が高いと思うので、今日覚えたものが明日の英文解釈に役に立つ、という事も起こり得るでしょう。

 
しかし、英語のレベルが上がってくるにつれ、その確率は低くなるわけです。知らないことを探すほうが難しくなるので、覚えても覚えても、出てこないやないか!!となるのです。

 
というわけで、英単語を覚える勉強法の効果は、あるところで頭打ちになるんじゃないのかな、というのが僕の意見です。

ちゃんと覚えられるのか

近頃の英単語帳というのは、使う人が覚えやすいようにいろいろな工夫が施されています。


例文が載っているのはもちろんの事、語呂合わせなんてのもありますね。


これなら覚えられそう、あれなら覚えられそう… と考えながら、みんな単語帳を選ぶと思いますが、ここでまた尋ねたい。

 
1000語を1ヶ月かけて覚えたとして、その翌月にその暗記した単語はどれだけ記憶に留まっているでしょうか。


こんな意見があります。

 >>
よく、1日10語覚えると、1年で3,650語、3年で1万語を超えるというようなことを言う人がいる。計算上は正しいが、記憶というものはそんなに単純な話ではないことは、私の単語帳による勉強の例でも明らかである。本当に1日10語、単語帳で覚えられるならば、電話帳に書かれている名前と電話番号を1日10件、3年間毎日覚得るようなことができるのかと尋ねたい。

真に使えるボキャブラリーは、ひとつひとつ、状況や文脈、そして自分の経験と照らし合わせてじっくり覚えていく以外にないのである。

2011年 幻冬舎 山崎将志 /Dean R. Rogers『残念な人の英語勉強法』130Pより引用