世界一無駄な留学

金も時間も無駄にした著者が、人生の敗者復活を目論む

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僕が人生のどん底から這い上がるために読みまくった本を紹介!

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僕はつい最近まで、いわゆる”人生のどん底”期だった。側から見れば大した苦労ではないのかもしれないが、自分の中では、やる事なす事上手く行かない、頑張って来た時間が全て無駄になってしまう…そんな期間だった。


そんなどん底の時期に僕が何をしたかというと、藁をもすがる思いで本を読みまくった。「頼む、どうか、どうか良くなってくれ… 本に書いてある事実践しますから… どうか… 」という気持ちで、手当たり次第に読みまくった。おかげで、長い地獄をようやく抜けて、穏やかな日々を過ごしている。


今回は、そんなどん底期の僕に力をくれたかけがえのない本達を紹介する。以下の全てが僕の血肉となり、生きる希望を与えてくれた。人によって感じ方は違うだろうが、この中にきっと、あなたにも希望を与えてくれる本があるはずだ。

どん底からの大逆転!


タイトルから分かる通り、まさにどん底の時期に読むにふさわしい本である。世の中には、壮絶な境遇から這い上がった人がいるものだが、この本では、そんな境遇から這い上がった3人の著者の、どん底からの復活ストーリーが描かれている。この本を読むことによって、一気に三人分の「どん底からの逆転」を味わうことができるので、とても勇気づけられることだろう。

その3人のうちの一人、酒井とし夫氏のメッセージはとてもよかった。自らの経験に裏付けられた理論的なメッセージは、とても腹落ちする。

一つだけ、酒井氏の言葉を引用しよう。

前述したように、人は誰でも「サイコロを振っている」と、必ずいつか幸運に絶対に出会います。絶対に出会うけれども、その日は明日なのか来週なのかは誰にもわかりません。
だから幸運の女神がほほ笑むその時まで、あなたはリングに立っていないといけない。そのためには、復活できないほどの物理的、経済的、肉体的、精神的な損失、ダメージ、損傷を負ってはダメなのです。

出典:太陽出版 「どん底からの大逆転!」酒井とし夫、松本通子、今瀬保男 著、P180より引用

読み終わった後は、「もう一回頑張るか」と素直に思えていると思う。幸運の女神がほほ笑むその日まで、リングに立っていようではないか。

非常識な成功法則

2002年に発売以来、売れに売れて売れまくった神田昌典氏の名著。現在色んな業界で成功者とみなされている人達の多くが、かつてはこの本から影響を受けた。上で紹介した「どん底!」の酒井とし夫氏も、この本がどん底から這い上がるきっかけになったという記述もある。

僕がどん底に足を踏み入れてから数年経って、ようやくこの本を読んだ。そして、ため息が出た。「昔からある本なのに、なぜもっと早く読まなかったのだろうか…」と、激しい後悔が襲った。

時代的には少し前のものなので、確かに今となっては非科学的だと捉えられる部分もある。しかし、現在に多く出ている科学を取り入れた難解で回りくどい成功法則の本よりも、荒削りだが人間の本質に訴えるこの本の方が、読んだ後に圧倒的な力が湧く。どん底で、成功を渇望している今こそ、読むべき名著だ。必読。今すぐ読もう。

不幸になる生き方

つい最近同性愛をカミングアウトした、勝間和代さんの良著。文字通り、不幸になる生き方を避けよう、という内容の本。

当時最年少の19歳で公認会計士試験に受かったり、マッキンゼーやJPモルガンで働いたり…と、異次元レベルのエリートキャリアを歩んできた彼女だが、実は自殺したいほど悩んでいた時期があったらしい。この本は、そんな彼女が、どん底から少しずつ立ち直る過程で学んだ事を体系的に記した本だ。

僕はこの本が発売した8年前に、すぐに購入した。以来、人生に迷った時に読んでいる。昔は勝間和代が嫌いな人は多かったみたいだが、このような本を読んで「良い事言ってるじゃん!!」と見直す人も多かっただろう。僕の大好きな本の1つ。必読。

どん底から這い上がる技術

なかなか大変な経歴をお持ちの里中李生氏の名著。成功を夢見ては堕ち、這い上がろうとしてはまた堕ち…と、幾度もの絶望を乗り越えた彼だからこそ語れる、絶望から這い上がる考え方を余す事なく書いている。
彼の考え方は、確かに少々時代錯誤的なところもあるのだろう。ぶっちゃけた話、フェミニズムらへんの話とか、何を言っているのかよく分からない部分もある(笑)

しかし、彼の経験から語られる言葉は、ストレートに心に響く。絶望ばかりを経験してきたであろう事が、読んでいればすぐ分かると思う。そんな彼に共感しながら、一緒にどん底から這い上がるとは何かという事を考えていく、そんな本である。

残酷過ぎる成功法則

アメリカの大人気ブロガー、エリック・バーカー氏の超人気ブログ、「Barking up the wring tree」が書籍化されたもの。氏は、現在アメリカでもっとも影響力のあるブロガーとされる。Barking up the Wrong Treeの引用は、当ブログでもちょいちょいしている。

分厚い、長い。しかし、名著。何回も繰り返して、頭に色んな成功法則が刷り込まれるまで読みたいと思わせられる。

この本の一貫した特徴は、”科学”だ。紹介される成功法則や成功への考え方は全て、科学的データに裏打ちされている。今までの成功法則の本と一線を画すのは、この科学的裏付けをちゃんと示す事を徹底している部分だ。これじゃあ、納得せざるを得ない。そして、試さざるを得ない。

だからあなたも生き抜いて

弁護士で、今では著書多数の大平光代さんの、幼少期から弁護士になるまでを描いた実話。いやはや、壮絶。。。

一番胸が痛くなるのは、いじめを苦に割腹自殺を図る場面。それが、なんと14歳の時。そしてその後も、周りの大人が教育者としてちゃんと機能していないがために、どんどん非行に走っていく様は、なかなか読むのが辛くなってくる。しかしその後は、一念発起し、通信制の大学を卒業、司法試験にも合格し、見事弁護士になる。

発売当時、このどん底からの一念発起の物語は、色んな大人に衝撃を与えた。僕の母親もこの本を愛読していたらしい。こういう本を読んでいると、自分の悩みはちっぽけに思えてくる。読後は素直に、「人生もう一回、頑張ってみっか」と思えている。割腹自殺を図るほど、悩んだことなんてないわけだしね。

自分史上最高!!になる、最強セルフイメージの作り方

この人も、なかなかのどん底状態から這い上がり、自己啓発本が書けるまでになった… そうなるまでの彼の成功の鍵、”セルフイメージ”についての独自の理論を展開している本。

坂田氏の理論には、とても頷ける部分がある。というか、彼自身も幾冊もの書籍や文献を読み漁って研究して得たものなわけだし。まぁ「セルフイメージ関係なくね?」みたいな話も多いし、彼の言っているのと100%同じ行動をする人はいないと思う。しかし、どん底から抜けるのに”セルフイメージ”の考え方はとても重要だし、この本を読めば、セルフイメージについて十分学べる。一時間もあれば読めるので、サクッと読んで、試せるものは試す、というスタンスがいいだろう。

29歳の誕生日、あと一年で死のうと決めた

この本の著者は、いわゆる「金なし、コネなし、スキルなし」。月々の公共料金の支払いにも困るレベルから、「余命を一年」と設定し、本気を出し始める。

このページで紹介している数々のどん底経歴を持った著者の中では、比較的ライトなどん底ストーリー。しかし、僕が大好きな本の1つ。みんなどん底どん底言っているけど、普通の人のどん底って、本当はこのレベル。だけど、こんな身近などん底だって、本当に、本当に、辛いんです。

身近などん底体験だからこそ、このストーリーはあなたによりリアルな勇気をくれる。本気でやれば、人生はいつでもやり直せると。

生きぞこない

色々などん底経歴を持った人がいるが、この人も”自殺未遂”というどん底経歴がある。そして残念ながら、這い上がったとは言いがたい。

著者はその昔、某大手企業に就職。順調に出世していき、年収2000万円程あったという。誰もがうらやむエリートサラリーマン… だった。しかし、会社の事業売却に伴う人事異動で一気に転落。あれよあれよという間に、借金1億を抱えて自殺未遂をするまでに堕ちていく。

企業で働く人は、自分の軸の全てを会社に置いてはいけない。家族でも副業でも趣味でもなんでも良いから、複数アイデンティティを持っている必要がある。その事を強く感じさせる一冊。

スタンフォードのストレスを力に変える教室

「意志力の教室」で、多くの人の人生を変えた著者、ケリーマクゴナガルさんの2冊目。今までありそうでなかった、「避けられないストレスとの付き合い方」というテーマに、科学的な観点から真正面に取り組んだ良著。1冊目同様、人生を変えるインパクトがある。

仕事の重圧、人間関係のような日常的なものから、キャリアに関する失敗、喪失、離別…と、ライフイベントレベルの様々なストレスが、人生にはある。避けられればありがたいが、全てを避ける事など不可能だ。そんな数々のストレスとどう向き合い、どう処理していくべきなのか、という事について、科学的な見地から書かれている。

タイトルから、日々のストレスの処理の仕方について書かれているのかな…と、軽い本みたいに思っていたが、大きなストレス体験、PTSD(心的外傷後ストレス障害)なども、思いっきりテーマとして扱っている。絶望から”科学的に”立ち直るための必読書。

オプションB~逆境、レジリエンス、そして喜び~

FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグが、愛する夫との突然の死別から立ち直るまでの日々を描いている。アダム・グラントとの共著だ。

著者が著者だけにさすがというべきか、やはり絶望から立ち直る科学的な方法論もふんだんに盛り込まれている。若干、上で紹介したスタンフォードの…と内容がカブる部分もあるが、シェリル・サンドバーグの実体験から来るメッセージは心動かされる。

個人的には、以下のメッセージがとても印象的だ。

デーブがなくなってからわずか数週間後に、デーブが参加するはずだった父と子の催しのことでフィルに相談した。誰かにデーブの代わりをお願いする計画を二人で立てた。「でも、デーブにいてほしかった」と、つい弱音を吐いてしまった。フィルは私の方に手を回し、励ましてくれた。「オプションAはもう無理なんだ。ならば、オプションBをとことん使い倒そうじゃないか」。

完璧な人生なんてありえない。だからみんな、なんらかのかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない。この本は、だれもがオプションBをとことん使い倒せるようにするための本である。

2017年 日本経済新聞出版社 「オプションBー逆境、レジリエンス、そして喜び」 17Pより引用

人生には、時に不本意な選択肢を選ばざるを得ない時がやって来る。その時に、その選択肢を受け入れ、使い倒すための方法論を、この本で身につけてくれたらと思う。現在絶望の真っ只中にいる人、必読です。

まとめ

いかがだっただろうか。今人生のどん底で長い地獄のトンネルを歩んでいる人も、上で紹介した本の中に役立つものがきっとあるはずだ。

僕は、上で紹介した全ての本に感謝している。長い地獄のトンネルで死を考えながら歩いていた僕に、光を見せてくれたからだ。今どん底にいるあなたが、少しでも早く光を見つけられる事を祈っている。