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英会話上達の秘訣は独学にあった!独学が大切な理由とオススメ勉強法!

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どうも!


今回のテーマは、「英会話の独学」です。

 
英会話で独学って… ちょっとおかしく聞こえるかもしれません。しかし、僕は英会話習得の鍵は独学だと思っています。


英会話は当然、「会話」なので、アウトプットの量も当然重要です。しかし、そのあまり多くないアウトプットの機会を最大限に活かし、質を高めるのが独学するメリットだと思います。

 
独学の大切さは、僕だけが言っている事ではなく、他の著名人も述べていることですし、僕自身も、独学の時間を多く取り始めてからは自分の英語力の伸びを強く感じました。

 
というわけで今回は、英会話における独学の重要性と、実際に僕が実践した独学法について述べていきたいと思います。

 



物事の上達における、独学の重要性


英会話だけでなく、物事の上達において、独学の時間を取るという事は重要なようです。


その根拠となる調査があります。
 

バイオリン専攻の学生を三つのグループに分けた。第一のグループは、将来世界的なソリストになれるほどの実力を持つ学生たち。第二のグループは、「すぐれている」という評価にとどまる学生たち。第三のグループは、演奏者にはなれず、バイオリン教師を目指す学生たち。そして、全員に時間の使い方について同じ質問をした。

その結果、グループごとに驚くべき違いがあることが判明した。三つのグループが音楽関連の活動にかける時間は同じで、週に50時間以上だった。課題の練習にかける時間もほぼ同じだった。だが、上位の二つのグループは、音楽関連の時間の大半を個人練習にあてていた。具体的には、一週間に23.4時間、一日当たり3.5時間。それに対して、第三のグループが個人練習にあてる時間は一週間に9.3時間、一日あたり1.3時間だけだった。第一のグループの学生たちは、個人練習をもっとも重要な活動と評価していた。

2013年 講談社 スーザン・ケイン/古草秀子 訳 「内向型人間の時代」102Pより引用

 

この調査のポイントは、「活動に費やす時間が同じでも、一人での練習時間を多く取っている人ほど、評価が高い」という部分でしょう。

 
活動時間が同じであれば、たとえ一人で練習しようが、グループで練習しようが、関係ないように思えます。しかし実際は、一人でその活動に費やす時間の割合が高い人ほど、評価が高いのです。


なぜ独学の時間というのは、これほどの差を生むのか。その理由に関しては引用した本では触れられてはいないのですが、独学の時間を多くとっている人ほど技術の向上が認められているというのは事実です。

 
流石に英会話の場合は、この調査のヴァイオリンと完全に置き換える事は難しいとは思います。なぜなら、実際のコミュニケーションの絶対量はある程度必要だからです。

 
しかし、英会話でも、この効果的な独学をすることにより、あなたの英会話力を底上げすることは可能でしょう。

英会話で独学って意味あるの?


さて、ここまで読んで頂いた方で、とある疑問がある方もいると思います。

 
それは、英会話における独学って、果たしてどれくらい効果があるの?という部分だとおもいます。


効果がなくは無いだろうな… とはなんとなく分かりますが、結局は実際の会話の経験を積まないと、英会話力は向上しないのではないか?という疑問です。


実際、英会話を独学で練習し、かなりのレベルになったという人は結構います。こちらの動画の人みたいな人って、結構いるものです。

www.youtube.com


さて、結論から言うと、「英会話の独学は、アウトプットを意識しながらやると、効果が高いっぽい」と言えるっぽいです。なぜこんな事が言えるのか、とある書籍からの根拠があるので紹介させて頂きます。長くなりそうなので、勉強法を先にある知りたい方は飛ばしてください笑

なかなか話し始めないが、話し始めたら完全な正しい文を話した、という子供の話を聞いたことがあるでしょうか。以前、一般向けの講演会で七〇人くらいの聴衆に聞いてみたところ、一〇人ほどが、そのような子供を直接知っている、と答えていたので、実際かなりいるようです。

(中略)

このようなケースは、言語習得そのものは、話す練習をしなくても起こる、という証拠と言えるでしょう。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」64Pより引用

 
今引用しているのは一部の例だけですが、この書籍の中では、ほかにもいくつかの「インプットだけしかしていないように思われるのに会話ができるようになった例」が紹介されています。
 

しかし一方で、こんな話も紹介されています。

親が聴覚障害で言葉が話せなかったため、テレビを見て育った子供がいたのですが、ケースワーカーに発見されたときの言語能力は、テレビを理解する能力はあっても、話させると文法的にはかなり不自然だったといいます。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」68Pより引用

 
普段会話する環境はなく、テレビをひたすら聞いて育った子供。先ほどの「インプットだけでも会話できるようになるっぽい」事例を考えると、テレビだけでも話せるようになってもおかしくありません。しかし、実際には文法的にかなりおかしい英語を話した、という事例です。


この相反する事例をどう結論付けるのか。この話が書かれている本、「外国語学習に成功する人、しない人」の著者、白井恭弘氏は、なぜこのような現象が起こるかについての仮説をこのように述べています。

では、突然話し始める子どもは、それまで何をしているのでしょう。おそらく、頭の中で、話すことを考えていると思われます。様々な理由で(性格的なものでしょうが)口には出さず、頭の中で文を組み立てる練習をしているのでしょう。そうでなければ、突然完全な文を話し始める事はできないはずです。この頭の中での「リハーサル」というのが、どうやらカギになりそうです。

テレビを見て育った子供のケースと受容的バイリンガルのケースは、どちらも、このリハーサルをする必要がなかったのでしょう。つまり、彼らのおかれた状況では、インプットを理解する必要はあっても、話す必要がない。だから、聞いてわかるための能力は身についたのですが、発話の練習を頭の中でしなかったのでしょう。そのために発話能力が発達しなかったのだと考えられます。

2004年 岩波書店 白井恭弘 「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」70Pより引用


要は、アウトプットを想定しながらやれば、インプットだけでもかなり話せるようになる可能性はある、という事です。


ちなみにこの「外国語学習に成功する人、しない人~第二言語習得論への招待~」という本、書店ではたまたま見かけて買ったのですが、なかなかの掘り出し物でした。第2言語習得論の基本的な部分を分かりやすく紹介してくれていて、第2言語習得に関する研究で分かっていることをを踏まえた上での勉強法なども紹介されています。英語を勉強する上で、読んでおいて損は無い本なので、是非一度読んでみてください。

 

 

僕の英会話独学体験談


僕自身も、英会話を独学し始めた頃から、急速な伸びを実感するようになりました。

それまでは、本格的に英会話を学び始めてから2年ほど、「自分の英語、なんかパッとしないな…」という感覚を持ちながら過ごしていました。

しかし、実際のコミュニケーション以外での「独学」の時間を設けてからは、発音が良くなり、以前よりも表現パターンがスムーズに頭にうかぶようになったというはっきりとした実感を得られるようになりました。そこからは、僕の英会話力は、右肩上がりで上がっていきました。


理由としては、自分の時間を使い、自分の今までの英会話や発音などを振り返る時間をとったお陰で、今まで「何となく」で乗り切っていた表現などをちゃんと身につけることが出来たからでしょう。また、イメージトレーニングなどもやって、「擬似アウトプット体験」ができたことのより、アウトプット時間の少なさを補えたことも、自分の英会話力が向上した理由の一つだと思います。


僕は元来、ガチの怠け者モラトリアムニート人間なので、独学の時間をさほど多くとったわけではありません。週に2~3時間ほどしかやっていないと思います。


しかし、実感する程の効果を得られたので、たとえ少しでも独学の時間を設ける事はかならずあなたの英会話力向上に繋がると思います。



 

僕が独学の時間でやった事


僕が実際、週2~3時間程の独学の時間でやった勉強内容を紹介します。参考にしてみてください。

直近の自分の発言を思い出す

まず一番最初にやった事は、「直近の自分の発言を思い出す」事です。

 
「あの時、とっさになんて言えばいいか分からなかったからテキトーに言っちゃったな…」という場面を、出来る限り思い出します。まぁ覚えていない事が大半なので、出来る限りでオーケーです。

 
で、正しい言い方を調べて、音読をして終了です。


例えば、「そういえばこの前、”Do I look like drunk?"っていっちゃたけど、正しくは”Do I look drunk?”だよな...」とか。こんな感じの細かいことを思い出して、正しく読み直します。


これをすることによって、間違いを正して、次はちゃんと言えるようになるわけです。

インプット+擬似アウトプット勉強法

後は、海外の映画やドラマなどを観て、「こういう時にこういう表現を使うのか」と思ったものをメモして、音読するという事もやっていました。


僕は勝手に、インプット+擬似アウトプット勉強法と呼んでいます。その名の通り、シチュエーションなども含めてインプットをし、そのシチュエーションを思い浮かべながら音読(擬似アウトプット)をすることにより、アウトプットの少なさをカバーする勉強法です。


ポイントとしては、アウトプットを想定しながらインプットをすることです。アウトプットする場面をイメージすることの大切さは、先ほど上でも述べましたね。

 
僕は海外のドラマやアニメを観ながらやっていたのですが、スタディサプリEnglishを使ってもいいと思います。


スタディサプリEnglishを見てみる
 

映画やアニメなどを見ながらやるのは、楽しみながらできていいのですが、どうしても映画っていう娯楽に、勉強要素が入り込んできてしまうのが難点。セリフをメモするのにいちいちポーズしなきゃいけないですしね。この作業は、結構面倒で、映画を純粋に楽しめない、というデメリットがありました。

 
スタディサプリイングリッシュの場合は、ちょっと勉強色か強くはなりますが、日常のありそうなシチュエーションが4~5分でまとめられていて、レッスンごとに覚えるべきフレーズも絞られて用意されています。


そのシチュエーション内で発言されたものほぼ全てをシャドーイング出来るパートもあるので、擬似アウトプット体験もこれでできます。スピーキングのインプット+擬似アウトプットであれば、正直このアプリ一つで事足りるのではないかと。

 
なので最近超絶オススメしていますが、月額980円というところと、勉強色が強くなってしまうところがデメリットと言えます。


スタディサプリEnglishについて詳しくはこちらのページにも書いてあるので、参考に読んでみてください。

www.longhardroadout.com

まとめ

「英会話上達の秘訣は独学にあった!独学が大切な理由とオススメ勉強法!」
 

  • 物事の上達において、「独学」は重要
  • 英会話においての独学は”アウトプットを想定したインプット”が重要
  • おススメは勉強法は、「直近の自分の発言を思い出すこと」と「インプット+擬似アウトプット勉強法」